:相沢冬樹共著⇒市・県図書館所蔵要請済み! ⇔民業圧迫 ⇔おすすめ・紹介として!『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』
【ぼう‐くん暴君】1 人民を苦しめる暴虐な君主。2 ひとり横暴に振る舞う者。
■日本国憲法■第11条】国民は、すべての基本的人権の享有(きょうゆう)を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に★与へられる。
■第十二条】この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の★不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
■第十三条】すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び★幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
◆「いつかお線香あげに…」 昭恵夫人からLINE 2020年7月18日
(大阪日日新聞編集局長・記者、相沢冬樹)
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200718/2020071803
森友学園への国有地巨額値引きを巡る公文書改ざんで命を絶った財務省近畿財務局の赤木俊夫さんの妻、雅子さんに対し、安倍首相の妻、昭恵さんが、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「いつかお線香あげに伺わせてください」と伝えていたことが分かった。
夫の死を招いた公文書改ざんの原点に、昭恵さんがいると感じた雅子さんは、昭恵さんに手紙を送った。さらにLINEがつながった上で「赤木雅子です。お返事いただけましたらうれしいです。よろしくお願いします」というメッセージを送った。
すると昭恵さんから「お手紙のお返事をせず、申し訳ありません。ご主人様のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と返事が届いた。昭恵さんからの返事はこれが初めてだった。
雅子さんがすぐに「お手紙読んでいただきましたでしょうか」と送ると、「はい」と一言返ってきた。雅子さんは「どうお感じになられましたでしょうか」と返したが、これには返事がなかった。
そこで雅子さんはもう一度手紙を送り、LINEの返事がうれしかったと伝えた上で再び送信。「コロナやいろんなことがおさまったら、ぜひ神戸の自宅にお越しください。夫が喜ぶと思います」
すると返事が来た。「お手紙ありがとうございます。ラインがご本人かも確信がなく、内容がマスコミに報じられるのではないかと疑っていました。いろいろなことが重なり、人を信じられなくなるのは悲しいことですがご理解ください」
この前月、コロナ禍の中、昭恵さんが大分旅行をしていたことが週刊誌で報じられ批判を浴びたばかりだった。
雅子さんは返信した。「感激です。大変な中お返事をありがとうございます。昭恵さんの温かいお人柄は素敵(すてき)な笑顔から分かりました。マスコミの報道に負けないでください! お返事はご無理なさらないでください」
すると昭恵さんをモデルにしたスタンプとともに、「いつかお線香あげに伺わせてください」という返事が来た。雅子さんが「ありがとうございます。夢のようです」と返すと、「雅子さんもどうぞお元気で!」と返ってきた。
◇ ◇ ◇
ところが、その後は返信が来なくなった。雅子さんは9日、昭恵さんにLINEを送った。
「7月15日の裁判に合わせて本を出します。その本の中で、昭恵さんとのLINEのことも出させていただきました。ぜひ本を読んで、夫のことを知っていただきたいです。そうすれば本当のことを話すべきだと、感じていただけると思ったからです」
本とは『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』のこと。メッセージは既読になったが返事はない。
一連のやりとりについて雅子さんは「昭恵さんも男社会の頂点にいる夫の妻として一生懸命だったんだろうけど、首相夫人として法廷で真実を話してほしい。『お線香あげに伺わせてください』という約束は、亡き夫が喜ぶだろうからぜひ実現してほしい」と話している。(大阪日日新聞編集局長・記者、相沢冬樹)