くもり のち あめ

うしろ向き、うしろ向き、たまに、まえ向き。

フィルターの受難

2007-05-23 13:08:28 | 日記


PSP(プレイステーションポータブル)の画面を傷から守る
フィルターを購入した。

すでに画面が傷だらけの私のPSP。

これ以上酷くならないようにという親心で購入した。

そんな優しい気持ちで、ヤマダ電機で購入した画面傷防止フィルター
を早速貼ってみる。

位置合わせに苦戦。
張るだけなのに結構難しい。

よし、位置がばっちり決まった、
と思ったら空気やホコリも入っている。

もう一度剥がして再挑戦。

さっきよりホコリが付いた。

再挑戦。

さらにホコリや空気が付いた。

大丈夫、大丈夫、電源入れてゲーム画面が表示されたら
意外と気にならないはず。

自分で自分を励ましながら電源を入れた。

すごく見づらかった。

フィルターを剥がしてグチャグチャに丸めてゴミ箱に捨てた。

寂しい気分になった。

ふと気が付くとフィルターが入っていた袋に
説明書が付いていた。

綺麗に張る方法が書かれていた。

私は全然違う張り方をしていた。

もっと寂しくなった。

大人にならなきゃ。

ふぁいと

2007-05-19 05:04:55 | 日記


さっき食べた夕飯。

気が付くとまた新しい朝が来た。

ねむい。

鳥たちがチュンチュン・ピーピー鳴いてる。

そりゃ鼻毛に白髪も混じるよ。

若いうちの苦労は買ってでもしろ。

売りたい。

今すぐにリサイクルショップに売ってしまいたい。

でも、がんばる。

誰のためとか、何のためとか、もうそんなんどうでも良くて、
がんばる。

多分良いことある。

いや、きっとある。

すごく些細な幸せかもしれないけれど、きっとある。

なかったら歌でも唄って待つ。

ずっと待ってる。

出来そうで出来ない。

2007-05-10 19:04:47 | アコースティックギター
明らかに不可能そうな事柄には尻込みしてしまったり、
やる前から諦めてしまったりするけれど、

なんだかちょっと出来そうとか、これならもう少しがんばれば・・・
ということには意外と継続的にエネルギーを費やせるようだ。

YUIの『TOKYO』という曲を弾いてみようと思い、
月刊『歌謡曲』を見ながら弾いてみたのだけれど、
なんだか音が違う。
少し違うというか全然違う気がした。

そもそも『C』『G』『Em』とか簡単なコードしか使われていなくて、
『YUIの曲ってこんなに簡単だったんだ』と思っていたのだが、
よくよくwebで調べてみるとやはり全く異なっていた。
CDを聞きながら自分でも弾いてみたけれど、
明らかにオリジナルのコードはこちらだった。

実際は、

F ⇒ C ⇒ Gm7 ⇒ B♭ ⇒ Dm7 ⇒ C ⇒ B♭

と、しっかりセーハが組み込まれているコード進行だった。

Gm7 ⇒ B♭ への移行が自分には一番難しく、最大の肝だ。

毎日練習しているけれど、なかなかズバッと決まらない。
出来そうで出来ない。
だけどたまに出来る。

この小さな『出来そうで出来ない』の壁を越えようとがんばっていると、
違うところ、つまり昔は難しいと感じていた別の曲が意外とすんなり
弾けるようになっていたりする。

そういうときに自分の成長を感じる。
それが嬉しい。
だから続いているのだろう。

福山雅治の『東京にもあったんだ』も練習しているのだが、
こちらはYUIに比べると優しい。
でも意外と簡単そうに思えた Cadd9 ⇒ C6 が私は微妙に苦手らしく、
ちょっぴり悔しい思いをしている。

こんな感じで少しずつ成長していけば、
結構それなりに弾けるようになっているのではないか!?
と興奮気味に未来の自分の姿を想像して、
今日もまた練習。

ギターのコード進行が乗っているお勧めサイト。
すごく重宝している。

http://music.j-total.net/index.html

傷心の彼。でも豆。

2007-05-10 18:23:37 | 日記
お昼ごはんを食べた後、公園のベンチで休んでいた。

目の前に求愛しているかのような動きをしている鳩が1羽。

求愛されているかのような鳩が1羽。

それを見ている鳩が1羽。

計3羽。

そんな3羽の鳩たちを見ていた。

すると求愛されていた鳩が飛び立った。

それを見ていた鳩も同時くらいに飛び立った。

求愛していた鳩だけが1羽残った。

呆然としているようでピクリとも動かない残された鳩。

その姿に心が動かされた。

彼(鳩)は何を考えていたのだろうか。

『またかフラれた・・・』

と落ち込んでいたのだろうか。

それとも同時に飛び立った鳩が関係していて、

『え!?何でアイツと一緒に!?・・・くぁwせdrftgyふじこlp』

と混乱していたのだろうか。

遠くの、1点を見つめ続ける彼(鳩)。

切ない。

感傷に浸ってみるも、大抵真実は

『あ~腹減った。豆食いて。』

なんだ。


【たたずむ彼(鳩)】

強迫観念ツーリング その3

2007-05-10 18:19:36 | オートバイ
風見峠を後にした我々は、そこから5分ほど走ったところにある、
仁科峠の『牧場の家』に向かった。

ツーリングといえば"食"も大事な要素のひとつだ。

ソフトクリームと牛乳を食した。
普通にうまい。

この時点ですでに正午。
予定よりだいぶ遅い。
昼食は箱根湯本にある鮨屋でアジ丼を食べようと思っていたのだが、
どうしたものか。

その鮨屋へ向かうのも、東京へ帰るのもとりあえず方向は同じなので
とにかく出発することにした。

県道59号を走り、再び伊豆スカイラインへ。
湯河原の休憩所に着いた時点で全員ヘトヘト、
おなかはペコペコ。

私は売店でリポビタンDを買う始末。

目の前には東京へ帰る道、箱根ターンパイクの入り口が見える。

今からアジ丼を目指して走る気にもなれず、
それはまた別の機会でということで箱根ターンパイクに入った。

上りの海老名SAに着いた頃にはさらににボロボロになっていた。

『もう嫌だ。』

『オートバイに乗りたくない。』

『電車で帰りたい。』

『2週間はオートバイを見たくもない。』

これも毎度お馴染み、ツーリングの帰りは
疲れ果てていて必ずこうなるのだ。

しかし家に着いたらお風呂に入って、
いや、お風呂に入る前にビールジョッキとビールの缶を水で濡らして
冷凍庫に入れておいて、
お風呂から上がったらキンキンに冷えた最高のビールを飲むんだ。。
当たり前だがツーリングでは一滴のお酒も飲むことはできない。
じらしにじらされた後は通常の何倍もの幸福をもたらしてくれる。

想像しただけで顔がほころぶ。
キンキンに冷えたビールを心の支えに帰路に着いた。

やっとの思いで家に着き、革のパンツと革のジャケットを投げ捨て、
パンツ一丁のままベッドに倒れこんだ。

『ふわぁあああ疲れたぁぁぁぁぁああああああ』

そして最も恐れていた展開になった。

そのまま就寝。
いや、気絶といったほうが適切かもしれない。
全身の力を抜いた瞬間に気を失っていた。

『はっ!!!!』

と、気が付いたときには翌日の朝7時。
一瞬にして最高のお風呂と最高のビールが消えた。
あれだけ我慢して、我慢して、がんばったのに。

四捨五入するまでもなく三十路に近い大人が、
ここ最近最も絶望感を味わった瞬間である。

「嘘だ・・・俺の風呂とビールを返してくれ」

誰にともなくそうつぶやいた。

その日も晴天だった。

だけど気持ちは真っ暗な雨雲に覆われていて、
家に引きこもって過ごした。

自分の馬鹿野郎。

詰めが甘すぎる。

いつもそう。

自分の馬鹿野郎。

強迫観念ツーリング その2

2007-05-08 22:48:41 | オートバイ
高速道路上で合流したメンバー3人は、とりあえず次のSA、
足柄SAに向かい、そこで朝食をとることにした。

天気は快晴。

朝早くても旅行気分だから会話も弾む。
カプコンから絶賛発売中のゲーム、
『モンスターハンター』シリーズの話で。

そういえばメンバーが揃ってから
朝食を食べ終わるまでの会話の中に、
オートバイに関すること、ツーリングに関する話題
などが一切出てこない。

『バイクの調子はどう?』

『そろそろ春・夏に向けて新しいジャケットが欲しいな』

『そういえば今日のコースはどうなってるの?』

普通出てきそうな内容が一切出てこない。
そんな状況が少し可笑しくて、
一応オートバイやツーリングに関する内容を自ら振ってみるものの、
やっぱり誰も食いついて来ず、
結局モンスターハンターの話に戻ってしまう。
素敵だ。
雄大な富士が眼前にそびえ立つ足柄SA、
朝日が差し込むそのレストランがまるで都内のコーヒーショップのようだ。

そんなこんなで足柄SAを出発。
御殿場ICを降りたらすぐに乙女峠で、
あとはひたすらスカイラインを走るのみ。


【毎度お馴染み三国峠】

今回はメンバー全員が走り屋でもなければスピード狂でもなく、
なおかつ先頭が私だったので非常にまったりと
スカイラインを流すことが出来た。

景色を楽しんだり、緑溢れる濃密な空気をたくさん吸い込んでみたり、
コーナーリングを自分なりに楽しんでみたりした。

やっぱり一番好きなのは西伊豆スカイラインだ。

車も少ないし、道路を含めた周りの景観も抜群のような気がする。

そんな西伊豆スカイラインの風見峠で休憩。
山々を駆け抜ける春の風がすごく心地良くて、
耳に入る音といえば風と鳥のさえずりだけだ。


【風見峠から見下ろす景色】


【風見峠で休憩】

つづく




強迫観念ツーリング その1

2007-05-07 22:38:03 | オートバイ
大型連休が終わった。

『やったぁ、4連休だぁ』

そう浮かれていたのも束の間、
気が付くとまたモニターを睨みながら仕事をしているわけで。

早い。

楽しい時間は早い。

辛い時間は長い。

じゃあ仕事が楽しければ仕事の時間は短く感じることができるのだな。

・・・まさか今すごいことに気が付いてしまったのではないか?
でも、答えは出たけれど、途中の計算式がまるで分らない。

ふふ。
簡単そうに見えて難しい。
難しそうに見えて簡単。
人生ってばよ。

そんなことより大型連休はツーリングに行かなければならない、
強迫観念にも似た気持ちで、普通自動二輪免許とりたての上司と、
いつものメンバーに声をかけて、連休前日に日帰りツーリング
プランを立てた。

余りにも急だったため、コースは以前自分ひとりで走ったことのある
伊豆に独断と偏見で決定。

箱根スカイライン
 ↓
芦ノ湖スカイライン
 ↓
伊豆スカイライン
 ↓
修善寺
 ↓
西伊豆スカイライン
 ↓
伊豆スカイライン

と、スカイラインだらけのワインディングロード祭り。

朝5時半~6時に東名高速の海老名SA集合。
知人と2人でボケ~ッと待っていると上司から電話。

『SAの入り口を過ぎた。SAの出口で待っている。』

出口って・・・と思いながら行ってみるが姿が見えず。
もう一度電話をしてみる。

『めっちゃ出口だって。』

SA出口にあるガソリンスタンドからさらに出口側を覗いてみる。

いた。

本線と合流するところの加速ラインの左端の芝生にいた。
出口というよりすでに高速道路上だ。

あんなところにバイクを置いて、たばこを吸っている人を初めて見た。
すごすぎる。

『遅いよぉ。たばこ2本も吸っちゃったよ。』だって。

つづく。


【足柄SA】

気圧の変化

2007-05-01 13:16:03 | 日記
頭が冴えない。
体も重い。
足もフラつく。

雨の日に調子が悪いのは気分の問題だ、なんて思っていたけれど、
どうやらそういうわけでもなさそうだ。

3連休は十分に休息をとったはずだし、
睡眠の質も悪くなさそうだった。

実は先週の水曜日も天気が良くない日で、
ベッドから何とか起き上がったものの、
自分の体重が普段の3倍くらいに感じるし、
壁に手を付かないとフラついて歩けないほどだった。
おかげで何年かぶりに病欠をしてしまった。

気圧の変化が体調に大きな影響を与えているような気がする。

せっかく日記らしいものを書いているのだから、
この現象についても記録をし続けて、
いつのひか解決策を見出したいと思う。

そうしないと雨の日は会社を休まなければならず、
南の島のハメハメハ大王のようになってしまう。