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疲労のせいなのか、もともとそういうことなのかは分からないけれど、
たまに現実が現実だとは思えない気がしてならない。
マトリックスの世界ではないが、私がこうして目にしている世界は
果たして現実なのだろうか?
現実だと思っているほうが夢で、夢だと思っているほうが現実かもしれない、
などと考えてしまう。たまに。それもちょっと真剣に。
私が見たり触れたり聞いたりした経験は果たして現実なのだろうか?
見たと思っているだけ、聞いたと錯覚しているだけ、
経験したと勘違いしているだけかもしれない。
そんな夢を見ているだけなのかもしれない。
周りに存在するものも、人も、全部自分の夢。
私が想像している世界。
「我ながらキツイ想像するなぁ~。
そんなに疲れる夢を見なくてもいいのになぁ~。」
なんてことを夜道を歩きながら思ったりして、
こんなに疲れているのも夢の世界の話だし、
何かに失敗したりしても夢の世界だから平気だぁ~
などと考えている。
なんだかこんなことを書いていると、
ちょっと精神的に危ないのではないかと思われるかもしれないが、
医学的にはどうなのだろうか。
ただ単につらい現実から逃避しようとしているだけのような気もするが。
おそらくこのレベルなら普通の人でもたまにあること
なのではないだろうか。
とにかく、つらいことがあってもこちらが夢だと思うと、
なんだかいつか覚めるような気がするし、
本当の自分はいま暖かいベッドの中でスヤスヤ眠っている
と考えると、まぁ小さなことをいつまでも悩んでいてもしょうがないな、
どうせ夢なんだし、と少し前向きになれたのだ。