土屋龍一郎のブログ

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亀山うどんのおばけうどん

2006-06-02 00:06:45 | これを喰わず
村上春樹さんのエッセイは「讃岐・ディープうどん紀行」であった。
私がまだ、前しか通ったことのない「中村うどん」などもぜひ覗きたいスポットだ。

今回、高木君が「これこそディープですよ。かなり、いっています」と紹介されたのが「亀山うどん」である。
高木君は勤務先からちょくちょくこれを食べにくるらしい。
その名も「おばけうどん」。
何がオバケかというとうどんに乗っている油揚げがとにかくでかいのだ。味はあましょっぱくて、結構好き嫌いがあるかもしれない味だ。おかみさんの手の沖さと比べてみて欲しい。
さらに店の構えがディープだ。
「当店だけおすすめ肉天うどん550円」とかの張り紙や訳の分からぬ木彫りの壁掛けがある。
店主のこだわりもディープだ。
「このうどん固めですね、といわれるとカッと頭くんのや」とひとしきり科学的うどんの固さについて講義した後、「と、読んだ本に書いてあった。」
「長野から来ました」というと、そばについて「あんなに微妙な味をつるりと飲み込むのはもったいない。口に入れてすぐ粉にとろけるのがおいしい思うんや、俺の考えだけどね」という。
常日頃から長野駅周辺のそば屋のそばが口に入ると、というか箸で持ったとたんに崩れるのを悲しく思っていたが、これに価値を見いだしていたヒトがいたとは・・・
とりあえず、今度一度ユルくゆでたそばを食べてみます。

4杯目 みやたけのあつひやうどん

2006-06-01 23:46:53 | これを喰わず
ここは、讃岐富士(これについては別の日にタップリ書かせてもらう)近くの街道沿いにある。
案内してくれた高木君と小笠原君、同行した長野の夏目さんと清水さんとともに、路上駐車してお店に駆け込む。
ここは入り口にちくわ・野菜・はんぺんのような練り物の天婦羅が絶妙な位置に置いてあって、ついついうどんやツアー用に禁止していたはずのトッピングを大量に頼んでしまう。

ここのメニューは4種類。
うどんとつゆがそれぞれ熱いものと冷えたものを選べる。その組み合わせが4種類。
心の中で「そんなに味が違う訳ないだろ」と思っていたので、高木君があつひや、小笠原君があつあつを頼んだので私は、うどんが熱くてだしが冷えているあつひやを頼んだ。
それぞれ少しずついただいて食べ比べてみると・・・・
あら、なんとそれぞれの食感や歯ごたえが違う。
ちょっとした工夫なのに、こだわって味わえるメニューに脱帽した。

さて、ここでは名物の女の子うどんツアーらしき3人組に出会った。
メニューを写した写真にちょうど3人が映り込んでいる。(わざとじゃないよ)
見るともなくちらりと見たら・・・
すごい。女性3人でうどんを一杯だけ頼んでいた。
最近の女の子うどんツアー客は、おなかがふくれてしまわないように一軒につき3人ほどで一杯だけ注文して、うどん屋をはしごするのだ。
なるほど、考えたな。