本日は
大阪美術倶楽部にて
同門会大阪支部の資格者講習会を受講して参りました
今回の受講科目は
「茶カフキ」でした
講師の先生は
森宗匠と吉水宗匠に
お出ましいただいていました
私は
吉水宗匠の会場で受講しました
日本のお茶の歴史を
利休以前にさかのぼり
平安時代の團茶から
鎌倉~室町時代の闘茶のお話など
わかりやすくお話下さいました
大阪美術倶楽部から
歩いて10分ほどの所に
湯木美術館があります↓
「禅僧と茶道具~大徳寺を中心に」という
特別展が開かれていました
(12月20日まで)
印象に残ったのは
千家名物 黄瀬戸建水 銘「利休大脇差」
これは
稽古で写し物の稽古道具を使っているので
本歌を篤と拝見しました
それから
宇治焼 肩衝茶入
昨年
ある所で
宇治焼のお茶入でもてなしていただいたので
その日のことを
懐かしく思い出しました
それから
茶飯釜 銭屋宗徳所持
表流では
茶飯釜でのもてなしは
あまり聞いたことがありませんでしたが
宗旦の時代からあったものだということを
初めて知りました
展示されていた茶飯釜は
宗旦が
弟子の銭屋宗徳に送ったものでした
この釜一つで
懐石用の飯を炊き
お茶を点てる湯も沸かすそうです
蓋に工夫があって
面白いと思いました