表千家一期一会

「茶道の哲学」【和敬清寂】より

「和敬清寂」は茶道の四諦
(四諦とは仏教における「苦集滅道」

和敬清寂は
単に 人間間における倫理的法則にとどまらず

事(聡怩キる・花を活ける・茶を点てる)

物(茶筅・茶杓など茶道具すべて)

人(亭主・正客・お詰・連客) 

境(内露地・外露地・茶室)

すべてにおいて成り立つものでなければならない


茶道とは
仏教の根源を和敬清寂という四諦によって表現すると共に
表現されたものをその根源に導きかえすものにほかならない

以上
「茶道の哲学」久松真一(講談社学術文庫)
P 122~P138からの抜粋です

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