表千家一期一会

口切


11月に入り
朝夕は寒さを覚えるようになり
秋もめっきり深まって参りました

そして
明後日は立冬です

この日に
「吐く息が白くなる頃に」と言われる
炉開き 口切の茶事を
行う予定にしています


口切の茶事は
これまでに何度か行いましたが
今年は
初めて茶壺に葉茶を詰めてもらいました


表千家では
茶事においては壷を拝見するだけで

実際に口を切って
葉茶を臼でひくことはしないようです


私も臼を持っているわけではないので
茶事が終わったら
お茶屋さんに持っていって
ひいてもらうことにしていますが

今回のお茶事では
中立の時に
壷の口を開いて

中にどのようにお茶が入っているのか
皆さんと一緒に
拝見してみようと
楽しみにしています


コメント一覧

tomoko
お膝の痛み
お見舞い申し上げます。

口切の意義とその重要性のお話
私も聞いてみたかったです。


壷飾でいつも思い出すのが
大阪で初めて木村宗匠の講習を受けた時のお話です。

濃茶を10匁の袋に入れて
そのまわりに薄茶の葉を詰めるということを
私はその時に初めて教えていただきました。

その日以来、一度その葉茶の詰まった壷を
見てみたいとずっと思っていました。

あれから10年以上たって
ようやく願いがかないます。
雲や
口切りの茶事に、実入りの壺を準備される心入れに、何時ものこと乍ら恐れ入っております。

昨日のお稽古で、こってりと丁寧に壺飾のご指導を受けました。口切りの重要性について諄々とご説明をうけました。その意義が重要で,所作は二の次とも言われました。膝が痛くて,短い時間の「飾り物」を選んだ罰があたったようです。おかげで身に沁みて壺飾りを体得したように思います。
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