本日の研究会には
五名の方にご参加いただき
初炭
廻り花
茶カブキ
花月
以上のお稽古をいたしました
兜ィは
今から7年前
岡山の稽古場に
初めて参りました日
茶カフキをさせていただいた折に
師匠に書いていただいた記録です
私にとって
大切な宝物です
廻り花のお花は
兵庫から稽古にお越しいただいているIさんが
前日よりご準備されて
お庭の花々をひとかかえほど
お持ち下さいました
どの花にも心和む美しさがあり
花を抜いては入れてゆく流れの中で
華やかな気分の高揚と共に
刻々と移りゆく美に対する
せつなさが入り混じったような気持ちとを感じながら
一座建立のひとときを愉しみました
茶カブキは
三種の濃茶を用意して
その種類を飲み当てるという
七事式の一つの式法です
濃茶を練る亭主も
お茶をいただく客も
真剣そのものの表情ですが
執筆が名乗札を広げると
思わず歓声があがります
茶室の外に誰かがいたら
いったいこの中では
どんな楽しいことをしているのだろうと
のぞいてみたくなるのではないでしょうか
本日は
一人 皆中者がでました
最後に
花月をして
研究会が終了する頃には
茶室は手元が見えないほどに
薄暗くなっていました
その後
皆が手分けをして
後片付けまでして下さり
ありがたいことでした
熱心なお弟子さん達のお蔭で
充実した時間を過ごすことができ
感謝の一日でした