先日
ご近所の方から
古い御本をいただきました
「必要無かったら処分して下さい」
そう仰って手渡されたのがこれです
勢昭庵光齋宗匠著
「茶の湯のしるべ」
大文館書店発行
初版は昭和8年
この本は八版で昭和10年発行
値段は1圓50銭
開くと
ぷーんと古書独特の匂いがしました
まずは庭のウッドデッキで
暫く陰干しをした後
掛物用の防虫香を挟んで
一日置いておきました
その後
あらためて著者の
勢昭庵光齋宗匠なる人物について
検索してみましたが
この本の著者であること以外の情報は
ネット上では見つけることができませんでした
唯一の情報は
この本を持ってきて下さったご近所の方が
武者小路千家のお茶をなさっている友人から
いただいたのだと仰っていたことくらい
どのような方が書かれたものか
はっきりしないけれど
折角いただいたのも
何かのご縁かと思い
とりあえす読んでみることにしました