![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/73/252832d06590235f9e1d2fc317ade8b3.jpg)
9日と10日は
久しぶりに東に向かって
遠出をしていました
富士山は
少し雲にかかっていましたが
二日ともお天気に恵まれて
時間の許す限り
美術館やコンサートなど
色々楽しんで参りました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/c3/53c389153025d09899273dec0203858c.jpg)
畠山記念館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/85/5d60ce7f73fa605f802794443144a241.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/de/44292dbc407a248cca7806874a960a98.jpg)
生誕150年 原三溪 茶と美術へのまなざし
原三溪が生まれた年が
明治元年だったことに
あらためて気づきました
正に
長く続いた江戸時代が終わって
新しい近代社会が生まれるその時に
この世に生を受けた人だったのですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/ad/292ff67c6e45113c1eb9d7b7ca1b7004.jpg)
苑内の茶室
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/a8/d9321a9d56ff84c16ad7ae6c63890b1e.jpg)
出光美術館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/da/bc6fbf0dba74383c91ac3e0b91aedb63.jpg)
仙崖礼賛
「○△□」など
ユーモアあふれる禅画で知られる
仙崖ですが
その作品のほとんどが
還暦を過ぎてから制作されたのだそうです
「老人六歌仙」には
今も昔も全く変わらぬ「老人」の姿に
思わず笑ってしまいましたが
自分ももう
その「老人」の仲間入りかと思うと
笑ってもいられないと
思いました
しわがよる ほくろができる 腰曲がる
頭がはげる ひげ白くなる
手はふるう 足はよろつく
歯は抜ける 耳は聞こえず
目は疎くなる
身に添うは 頭巾襟巻
杖 眼鏡
たんぽ おんじゃく
しゅびん 孫の手
聞きたがる 死にともながる 淋しがる
心がまがる 欲深くなる
くどくなる 気短になる 愚痴になる
でしゃばりたがる 世話やきたがる
又しても 同じ咄に 子を誉る
達者自慢に 人は嫌がる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/45/70a598aee0ce77cec089b56cd667dcfd.jpg)
こちらは
東京都庭園美術館にある
旧朝香宮邸です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/45/a56d061c2a8ef182ed20f9528998c1c1.jpg)
庭園内の茶室「光華」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/22/38fac40ef6b324977db79b20acbb1166.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/8c/db826e585be50ba9635a7b7bd37a0945.jpg)
広間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/f4/a60861e211d54322fc10632fbd052954.jpg)
立礼席
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/11/735a1b6e22bca33d4699e399ae6798ad.jpg)
こちらは
飛鳥山公園内にある
青淵(せいえん)文庫です
幕末に生まれ
近代日本の経済社会の基盤を築いた
渋沢栄一(1840-1931)の書庫として
建てられたものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/46/6aadb597b679410e80a6e99f54d5b471.jpg)
ステンドグラスが美しい閲覧室
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/9a/fd1d421290f9b2ade15369a5bad5c64a.jpg)
旧渋沢庭園内の茶室「無心庵」跡
茶室は
戦火に焼失してしまったそうですが
礎石や踏み石
腰掛待合の石などが
かろうじて残されていました
かつて
ここで開かれた
茶会に思いを馳せつつ
人の世の諸行無常に
しみじみとした気持ちになりました