表千家一期一会

大阪茶道会吹田支部月釜




本日
メイシアター(吹田市文化会館)の
三階にあります茶室「洗心庵」にて
大阪茶道会吹田支部の月釜が開かれました


席主は
当ブログを通じてご縁をいただいた茶友のT氏

T氏は
教職の傍ら
長年の間
学校茶道に携わってこられた先生です


今日のお席のお点前さんやお運びさんは
T先生の教え子の高校生や卒業生なのだそうです


皆 夏のお着物に身を包み
中には袴姿の男子の姿もありました


それぞれに
足の運びから手指の先まで
細やかに神経を注いでいる様子に
若者らしい清々しさを感じさせていただきました



待合の兜ィは

不仙斎筆 「炭続げば 寂しうはなし 松の聲」 仙鶴句



待合の床に

堀内他次郎著 「茶道史序考」

が置かれ


脇床には  供茶がなされていました


そして

本席の兜ィは
 

兼中斎一行 「杓底一残水」





兼中斎宗匠の御逝去を悼み
ご冥福をお祈りする
席主のお気持ちが
随処に表れておりました



それと同時に

兼中斎宗匠のお教えが
T先生を通して

若い世代へと
受け継がれている様子を
目の当たりにさせていただき


まさに

「寂しうは無し」

という
気持ちにもさせていただくことのできた
お席でございました







コメント一覧

tomoko
水丸さま、一昨日はご一緒していただき、ありがとうございました。
そういえば、昨年4月の夕ざりの茶にもご一緒していただいたのでしたね!
雲や様は、さすがに学校の先生だと思いました。
よくお名前を覚えていらっしゃると驚きました。
水丸朋子
先生、大阪茶道会吹田支部月釜に御伴させて頂き、本当にありがとうございました。
雲や様、学生の皆様、お手伝いの方々との和の中に輪を感じるおもてなし、心より御礼申し上げます。
爽やかな一時を過ごさせていただきました。
tomoko
昨日は、お招きをいただきまして、
ありがとうございました。

基本をしっかりと身につけられた
生徒さんたちの一挙手一投足に
先生のご指導の細やかさを垣間見ることができました。

また
待合や席中のお道具組には
堀内宗匠をお慕い申し上げる情が感じられ
しみじみとしたお席に心を動かされました。

このような場でお席をもたれるご苦労は
私の想像を越えておりますが
このような経験をさせてもらえる生徒さん方は
本当にお幸せですね。

茶道会の行く末に
明るい希望を思わせていただきました。



雲や
遠方よりのわざわざのご来駕ありがとうございました。
何分不慣れで、十分なおもてなしも出来ず申し訳ない気分でございます。
茶道会からのお勧めではございましたが、この十ヶ月ほどずっと思い悩む日々でございました。
今は済んで気も晴れ晴れすると思って居たのですが、何かと後始末もありまだまだの気分です。
兎に角あの書物に言及してくださったことに感謝です。
水丸様にもよろしくお伝えいただけると幸甚です。
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