やっぱりヨットに乗りに行こう!

相模湾、東京湾のヨットライフに関する風景や艇や人物の写真をベースにした日記です。

ヨットの安全講習会

2016年07月28日 06時54分15秒 | ヨット
7月23日(土)

油壺京急マリーナ、油壺ヨットクラブ、JSAF加盟団体外洋三崎の共同開催による安全講習会に参加しました。

先ずは座学で、PLB、AISなど航海における安全装備の技術状況、普及レベル、装備手続きなどについて話を聞きました。
次に小型船舶におけるライフジャケットの義務化の動向。
外洋ヨットの場合、輸入品でかなり浮力が高く、装備も充実しているライフジャケットがある中、浮力がそこまで高くない国土交通省の基準を満たしている所謂「さくら印」の装着を義務付けられてしまうのでは合理性がありません。その辺の話に質疑も集中しました。

次に実地体験で、先ずは4種類のライジェケの膨張や浮き方の確認です。
自動膨張せず息を吹き込んで膨張させるシーンや、うつぶせになって復元するかとか複数の人が浮いた状態での体温の維持方法や推進方法を説明してくれました。やはり輸入品の自動膨張式は浮力が高く、うつぶせにはなりにくいことがわかりました。その他はうつぶせになってしまうとそのままを維持してしまい意識が無い状態では危険性があることがわかりました。


そしてライフラフトを船から放り投げて自動膨張させてみました。今回はうまく上下正しく展開しましたが逆になるケースもあり、一旦さかさまにしてから立て直すこともやってみました。
外から中に乗り移るためのハシゴはありますが、乗り込むのはかなり大変なようです。


ライフラフトの備品の確認。今回は近海仕様の装備でした。


本来なら火せんも実際に打ち上げる予定でしたが、風向きが悪く今回は信号紅炎を皆で試しました。

PLANETから持っていった2001年製造の信号紅炎も無事点火しましたが、勢いは他に比べるとチョット弱かったようです。
自分としては信号紅炎を点火するのは、実は初体験でした。やっぱりやってみるもんです。

最後はなぜか記念撮影。


素朴で手作り感のある安全講習会でしたが、いろいろ勉強になりました。

ありがとうございました。

この後、安全講習会に居合わせた友人の一人とクラブハウスの2階でまったりビールを飲んだりしてしてから、うらりに停泊しているマリリン(ベネトウ オセアニス361)にお邪魔して、4人でマグロ、タコの刺身やマグロのカマ焼きをいただいて深夜まで盛り上がりましたとさ。