無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

ペットの避妊去勢手術補助が必要です

2023年06月09日 13時43分00秒 | 動物愛護
今日も小雨が降っています。昨日は、総務常任委員会がありました。今日は、朝から選挙管理委員会に書類確認に行ってきました。

昨夜、保護猫が緊急入院しました。動物病院の予約がいっぱいのため、診療時間後に緊急で診察していただきました。私は車で待っていましたが、満杯だった駐車場から車が消えて、私だけになりました。

遅くまで対応していただき有難いです。緊急入院となり、先生の夕飯時間が更に遅くなってしまったでしょう。申し訳ないねと話しながら、猫を先生に託して帰宅しました。

動物の話をバカにする者もいます。以前の行政は、殺処分しか提示できなかったわけですが、時代は変わりました。人間が起こした問題、ペットの問題は間違いなく人間に責任があります。

母子家庭で、お母さんが病気のために施設入所となったお宅が市内にあります。家を出たお子さんが飼っていた猫を、相談を受けてNPO法人が手術しました。1ヶ月遅かったら、6匹が20匹に増えた可能性があります。

メス2万円✖️3匹=6万円
オス9千円✖️3匹=2万7千円

8万7千円

この費用は、全国の方々からの寄付で賄っています(NPO法人)。本当に有難うございます。寄付の殆どは、東京や神奈川などの県外、または市外の方からです。

白河市役所は、ペットの避妊去勢手術に助成金を設けていませんが、その結果、母子家庭など生活が苦しいお宅が手術できずに、繁殖させています

この6匹をどうするか?

借家のため、期限があります。高齢のお母さんが何匹が引き取るとのことで、貸出すケージを倉庫から運んできました。

一匹ならば、問題も小さかった。

別の母子家庭では、12匹に増えてしまいました。やはり、経済的な事情もあり、手術しないままいたらしいです。

12匹になってからではなく、一匹の時に手術を考えるような啓発が必要です。安く手術ができるように、矢吹町のような手術補助金が必要です。





米国サントス下院議員の『動物保護』偽証

2023年06月07日 12時05分00秒 | 動物愛護
今日は、書類作成日。議会はありません。

さて、少し前にサントス米国下院議員の経歴偽証のニュースをテレビで見ました。この経歴の中に『動物愛護団体を設立 犬や猫を保護』があり、これも嘘だったそうです。

このニュースを見た妻が、『アメリカでは、愛護団体設立して犬猫を保護している』ことが、売りになるのか?とビックリしていました。

昨年の参議院選挙でも、殺処分ゼロを唱える立候補者が何人かいました

時代は、変わってきている。

ところが、それは海外や都会のことです。白河市では、理解されていないです。野良猫に関しては、害獣と考える人が多い。野良猫と同じ扱いをボランティアは受けています。

サントス議員のように、私も偽証していると思う人がいると困ります。

妻が団体を設立して、NPO法人の代表も妻です。妻は、人生を不幸な動物に捧げると宣言しており、その想いに賛同した全国の方々からご寄付やご支援をいただき、活動しています。知人からは、白河市では知らない人が多いが、全国的には有名らしいねと言われます。

世の中には、動物が嫌いな人もいます。その気持ちも理解しなければなりません。

実際には、保護引取り依頼ばかりで、すべてお断りしていますが、なぜ引き取らない?と激怒する人ばかりです。白河市内で有名になったとしても、良いことはないでしょう。

ペットフード値段が高騰しています。団体運営も厳しい。節約を重ねて、食べさせている状況。

ペットの避妊去勢相談がきますが、お金がなくて一般動物病院にいけない!という悲鳴に近い声を聞きます。約2万円の避妊手術費用を捻出できない市民が大勢いるのです。

その現実、市民の生活を、我々は見て知って、何とかしなければなりません。


下半身不随の保護猫

2023年06月05日 22時05分00秒 | 動物愛護
今日は、議会一般質問初日でした。明日は、私の質問日です。4年間、すべての議会で質問をすることができました。明日も頑張ります。



写真は、下半身不随の保護猫『リスケ』です。毎日朝晩、膀胱を圧迫して、オシッコとウンチを出します。これは、妻の担当です。

下半身不随の猫は、膀胱炎になりやすいそうです。今のところは元気いっぱいです。

体が不自由な犬猫は、手がかかる分、可愛いです。


保護仔犬たち

2023年06月03日 14時18分00秒 | 動物愛護
昨夜の雨も上がりました。雨が続くと、洗濯物が乾かず、困ります。自分のではなく、



犬たちのです。保護仔犬たちのトイレの躾ができないまま、ご縁もなく、すでに成犬並みの体格に成長しました。

団体の譲渡基準が厳しいため、もしかしたら、ずっといるのかもしれません。






セッターの血が入っていそうです。かなりの運動量です。

手のひらにのるような小さな時から育てたので、我が子のように可愛いです。



被災犬クロ

2023年05月30日 07時30分00秒 | 動物愛護
本日、6月議会初日です。昨日は、一般質問聴き取りでした。今回も質問をします。

4年間、毎回議会での質問を行いました。

さて、前回の『はってん』記事の中で紹介した被災犬のクロ。昨日も、はってんをご覧になった方から、クロちゃんの記事を見ましたと声を掛けていただきました。

被災犬のクロちゃんは、私が事務局を務めるNPO法人が保護しました。※現在、保護引取りはしていません。





除染作業員の方が、無人の廃墟に犬がいることに驚いて、連絡してきたそうです。飼い主は、その家の青年で、週に一度、餌を持ってきては、バケツに山盛りして帰っていたそうです。

それが5年間続きました。繋がれたまま散歩もされずに5年間。

顎と前足には骨折の痕があります。もう一頭、この場所で野犬状態だったメス犬を保護しましたが、トラウマがあり時々座り込み放心状態になりました。

無人ということは、守ってくれる飼い主がいないということです。

被災犬クロは、原発被災犬ではなく、大地震の被災犬です。避難区域だけでなく、地震により家屋が倒壊した地域でも、このようなことがあったわけです。

クロは、悪性腫瘍を患い、昨年末に3度目の手術をしましたが、片方の腎臓が腫瘍化していたため、切除しない方が長生きするだろうとの先生のご判断で、そのまま閉じました。痩せてきましたが、頑張っています。

辛い経験をしても、それを感じさせないクロの笑顔に、私も勇気をもらっています。