無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

来年で原発事故から5年、子どもの健康について考える

2015年07月09日 21時28分59秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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選挙時に、各家庭に配布される選挙公報を改めて見ました。私は、「8つの約束」を書かせていただきました。一番目は、「子どもの健康と命を守る」です。しかし、残念ながら他の候補者の中で、子どもの健康問題に触れた方はなかったようで、非常に残念です(子育て支援や少子化問題はある)。

来年で、原発事故から5年が経ちます。チェルノブイリのことを考えても、5年経ったから安心だとは言えません。事実、甲状腺検査はあるのです。我々も、がん検査をすれば結果が出るまで不安を感じます。そのような検査を受けるという重荷を子どもたちに背負わせてしまったことを、忘れてはならないと思います。

経済よりも子どもの命優先」だと私は考えます。未来を担う子どもたちに背負わせてしまった重荷を、少しでも減らしたいと考えております。

未来を担う子どもたちのために脱原発を!

2015年04月09日 05時19分58秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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さて、昨日夕方のテレビ報道等で「ふたば未来学園高校」の開校の話題が多く報道され、白河市出身の生徒も紹介されていました。また、本日の福島民友新聞朝刊一面に「復興を支える人材に」と大きくこの話題が扱われています。1期生152人の活躍に大いに期待したいと思います。

この学校では、進学コース・技術者等を養成するコース・一流のスポーツ選手や芸術家等を養成するコースがあるようで、有名な科学者や宇宙飛行士、一流芸能人や元オリンピック選手など日本中の一流の特別講師17人の協力も得られたと報道されていました。

しかし、これも震災及び原発事故の影響であり、手放しで喜んでよいものかと一方で考えさせられます。

そんな中、自民党は「2030年までのベースロード電源の考えをまとめ、原発の割合を全体の2割にする」との考えを発表したようです。

私はこれらの記事を見るたび思います、「あの震災による原発事故をどのように思っているのか」と。
また、小泉元首相の「現在の原発は、トイレなきマンションのようなものだ」との発言、とても印象深く、至極ごもっともだと思います。

現在、原発による高濃度放射性廃棄物の処理施設がこの日本にはありません。今回の原発事故でもわかったように、この問題は大きな問題だと私は思います。しかし、政府や自民党は経済性を重視するあまり、この点の議論が大いに欠落しているのではと考えます、また、経済性を重視していますが、最終処分費用が現在の原発による発電料金にカウントされていません。私の試算によれば、原発を40年間稼働させたとして、今回の原発事故の処理費用・賠償費用・最終処分費用等を含めて考えれば、太陽光発電や風力発電の発電費用より高額になることは明らかであり、このことは、昨年我が議会に東電の担当者が来た際にある程度認めています。

また政府・与党は、太陽光発電等を不安定な発電と考えていますが、逆転の発想をすれば、新たな産業として「安価な蓄電装置の開発」に力をいれ、一大産業にすることも経済の発展につながるのではないでしょうか。政府等には、是非検討していただきたいと思います。

つまり、未来ある子どもたちのことを考えれば、原発のない社会を考えるべきだと私は思います

白河市内除染工程表

2015年03月28日 07時16分48秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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先日、線量の調査等をされている業者の方に、除染工程表をいただきました。



1月末に、フレキシブルバック(汚染土)を搬出していただきましたが、伐採木等は今も残っています。4月には除染かと思ったら、今年の12月から3月となっています。束前町等の三小区は、来年4月からとなっており、1年以上も先です。震災から5年以上も経過しての除染に疑問を持つ市民もいるでしょう。

また、治安悪化の不安の声もあります。土日にホームセンターなどに行くと、全く違う方言が飛び交っていると言います。

1年先の除染日程表。5年間共に暮らした放射能は、自然減していますが、共に暮らす中で人体に影響を与えてきたことでしょう。5年が過ぎ、自然に放射能が減った後に、莫大な税金を投入しての除染。除染も何もしない山から舞い落ちた落葉を住民にボランティアで片付けさせた後、遠くから集まった方々に依頼しての公共事業としての除染。様々な疑問があります。だから、

脱原発。

第二原発も再稼働など有り得ません。

現在、この白河市の中でも、億単位の賠償金(営業補償等)の噂が飛び交っておりますが、一般住民は子どもの健康を守るために支出を強いられています。何よりも子どもの健康と若者の未来を考えていきたいと思います。



甲状腺がん検査で大泣きした子どもたち

2015年03月20日 09時55分07秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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昨日で3月議会が終わりました。早速、議員活動報告書「はってん34号」を発行したいと思います。現在準備中です。

さて、原発事故から4年が経過しました。昨日、大先輩の西郷村村議佐藤富男さんの「トムさんのブログ」を拝見し、その言葉が忘れられず、また今日も何度も拝見しました。

「トムさんのブログ」

お孫さんが甲状腺がんの検査を受けたこと、お友達もお孫さんも皆大泣きしたこと
が書かれています。短い文章の中に、たくさんの想いが込められているように感じました。

同じお気持ちの方が、たくさんいらっしゃることと思います。

原発事故がなければ、こんな想いを小さなお子さんたちにさせることもなかった。我々世代だって、がん検診をすれば不安になる。結果が悪性だったら絶望を感じる。そんな想いを子どもたちにさせてしまった。原発反対をしていなかったことを謝らなければなりません。経済優先できたことを謝らなければなりません。未来を担う子どもたちのために、我々は犠牲となっても、言うべきことは言い、どんなに困難であっても、貫くべくことは貫かなければならないと、トムさんのブログを拝見し、改めて思いました。

原発再稼働などあり得ない。
子どもたちのために、頑張りましょう。

震災から4年、未来を担う子どもたちのために何ができるか?

2015年03月12日 08時13分17秒 | 福島原発事故 放射能汚染
おはようございます。昨日は84人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

昨日は、各地でイベントが行われました。市民会館でもイベントが行われ、夕方からは、キャンドルが灯りました。





会館の上から見ると、「3,11 しらかわ」の文字になっていますが、私は下から撮りました。

改めて、

東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

震災後の日本全国の方々のご厚意に心より感謝を致します。


そして、この福島から脱原発を訴えなければならないと、改めて思いました。

子どもたちの健康不安は、解決されていません!4年経った今も、住宅除染は終わりません!!

何も終わってはいません。再稼働などあり得ない。子どもの未来こそが何より価値のあるものであり、最重要項目ではないでしょうか。未来を担う子どもたちのために、我々大人に何ができるかを真剣に考える必要があります。経済よりも子どもの健康を優先する福島、若者が未来に夢と希望を持てる福島、そんな福島にしたいものです。それは、金をばらまけば解決することではありません。

改めて、
脱原発!!!