無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

安倍政権が原発再稼働を急ぐ理由とは?

2015年02月17日 07時26分58秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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ハフィントンポストの「元経産省官僚・古賀茂明氏が語る『安倍政権が原発再稼働を急ぐ"ワケ"』」を読みました。大変面白い内容でした。報道をする側の方々の中にも、葛藤があり、自分の発する言葉に、「覚悟」が必要となる場合もある。我々議員も、本来は、市民のために覚悟して行動しなければならないはずです。票のために、支援者からの陳情を通すために、ではなく、市民のために。

日本が原発再稼働に流れていくのを静観していいものか。我々は当事者ではなかったのか。脱原発と言えば共産党だと思われるという声を耳にしますが、共産党の方々よりも大きな声で訴えていないからではないかとの反省もあります。

日本は原発を輸出したがっています。そして、世界各国が、この危険なモンスターを欲しがっている。古賀氏は「再処理をするということはプルトニウムができるということです。プルトニウムは核爆弾の原料になる物質です」と言っています。世界が核を求めている今、被爆国である日本、そして原発事故の悲劇を知っている福島こそが、脱原発を訴えなければと思います

小さなお子さんやお孫さんをお持ちの方々、若いお子さんをお持ちの我々世代の方々、未来ある若者のために、どんな国にしたいかを考えましょう。ある若者が集まった場所で、ある人が「不景気の時は戦争すればいい」という発言をし驚いたことがあります。もっと驚いたのは、二十歳前後の若者たちから歓声が上がったことです言った人間は、戦争になっても戦地には行きません。行かせたくないと思う者が、平和への強い思いを持たなければならないと感じています。


大震災の経験から非常食について考えてみる

2015年02月16日 07時11分19秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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さて、来月の11日で、東日本大震災から4年の月日が経つこととなります。大地震に襲われ、余震が止まらぬ恐怖の中、断水により非常に不便な生活を強いられました。スーパー等が閉まった中で、開いているお店は、お菓子から何から、食べることができるものは飛ぶように売れ、棚が空となりました。毎日、水と食料を得るために、徒歩や自転車で動かれた方も多いことでしょう。あの時は、ガソリンも手に入りませんでした。

その後、新聞等でも「非常食」の必要性についての記事を見かけます。私も、レトルト食品等を備蓄しておりましたが、賞味期限が切れ、それを消費していく中で、あの震災経験も思い出しながら、本当に必要な非常食とは何かを考えております。

まず、非常時には、水・電気・ガスが止まる可能性があります。東日本大震災時は、電気はすぐに復旧しました。ガスも使えました。しかし、断水は続きました。水は重要です。水洗トイレを流せず、手も食器も洗えません。ご飯を炊くこともできない。とにかく、水は重要で、絶対に必要です。

そして、もしガスが止まっても卓上コンロとそれ用のガスボンベがあれば、室内で煮炊きができます。水と米があればご飯も炊けます。ということで、非常時に必要なものとして、

水・米・卓上コンロとそれ用のガスボンベ

通常の非常食は、レトルトや缶詰が多いようです。私は、長期保存可能な保存食に注目をしています。例えば、3年ほど保存可能な味噌や梅干。その他、数か月~1年程度保存可能な漬物等。



昨日、食品保存用の棚を作ってみました。人参・リンゴを棚に収納、下の段ボール箱にはじゃが芋が入っています。新聞紙に包んでいるのは白菜です。この他、高野豆腐等の乾物も長期保存が可能です。農家の方々は、食品保存について知恵をお持ちですが、親類を見ても、我々世代はスーパーで買うことが多く、その知恵を引き継ぐ者がないことが残念でなりません。

福島原発事故後、自然の恵みである落葉の行方

2015年02月09日 07時52分29秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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さて、自然の恵みである落葉は、発酵させれば腐葉土となり、肥料として使うことができます。山から舞い落ちる落葉は、無料の肥料として、有難く使わせていただいておりました。しかし、原発事故後は、落葉を捨てていました。自宅周辺は山が多く、大量の落葉が舞い込みます。片付けても風が吹けば自宅敷地内に山から移動。この繰り返しを秋から春まで行います。敷地内に舞い込んだ落ち葉を、全部ごみ袋に入れる作業も大変ですが、ごみ袋代も大変です。今年は、震災前のようにコンポストに入れて腐葉土にすることにしました。



私が作ったコンポストです。畑等で見かけるコンポストを真似て作ってます。もっと良い方法があれば、教えていただきたいです。これに米ヌカを混ぜ、足で踏み、発酵させる・・・と聞いてますが、間違ってたら教えていただきたいです。



室内置きの生ごみ用コンポスト。腐葉土は、花用に使い、生ごみたい肥は、家庭菜園用にします。



落葉の中から、食用菊が出てきました。昨年より増えています。震災後、土を削り、そこに新しい土を足して栽培しています。福島は、本来必要のない苦労や不安、経済的負担を強いられてきました。

脱原発、今後も訴えていきたいと思います。

本当に必要な非常食は何か

2015年02月05日 08時06分38秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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さて、国会中継を移動中などに見てますが、安倍首相の答弁を聞くと、福島第二原発を再稼動させようと考えているのでは?と疑問に思うことがあります。野党議員からも指摘されていますが、とんでもない話です。このような状況の中、ある方よりご意見をいただきました。内容を簡単に説明すると、

脱原発系の団体やHP・ブログ・FB等を見て、仲間入りしたいと思うのだが、なぜか拒絶反応が出てしまう。以前より脱原発を訴える党には申し訳ないが、仲間には入れない。合わない。福島から声をあげなければと思うが、地方議員は何を考えているのか?無党派や保守系議員の中で、河野太郎氏のように本気で脱原発を唱える議員が集まり、団体を作るべきではないのか?その上で、何かあれば、他党と合流すればいいのではないか?

というようなご意見です。この「拒絶反応」は、県知事選の時にも何度も耳にしました。人間の繊細な心理を表していると思います。貴重なご意見有難うございました。原発問題に関しての国会答弁を再度視聴したいと思います。



非常食用にと購入したパスタソースの賞味期限が切れたので、食べて処分しました。「鶏肉と野菜のアラビアータ」というソースですが、大幅な期限切れにもかかわらず、美味しくいただきました。本来は、期限が近付いたら消費しなければなりません。

非常食は、期限が近付くと食べるわけですが、私のように忘れていることもあるかと思います。非常時に何を食べるか?最近では、味噌と梅干しと漬物があれば足りるのではないかと感じています。農村部の方々は、旬の野菜を保存するために、漬物等にします。米があり、井戸水があり、漬物があれば、食には困りません。昨年は、梅干しを作り、今も食べています。一昨年作った味噌が残り少なくなったので、今年は味噌も作ります。発酵食品は、健康にも良い。長期保存可能な発酵食品は、非常食としても役立つわけです。

スポット除染 放射能汚染土の搬出開始

2015年01月24日 07時31分45秒 | 福島原発事故 放射能汚染
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昨夕、議員活動報告書「はってん」の印刷が終わり、受け取ることができました。今日は、各新聞販売店を回り、折込依頼をします。



昨日より、スポット除染・放射能汚染土の搬出が始まりました。4,5日はかかりそうです。担当は、シルバーセンターの方々です。ご苦労様です。

さて、人質になった方々の安否が気になります。無事に解放されることを願っております。