無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

子育て支援講演会

2016年03月13日 05時40分42秒 | 福祉
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さて昨日は「子育て支援」に関する講演会に参加してきました。
講師は、三鷹市職員で「子育て支援」専門員の佐伯裕子氏。


内容は、家庭や社会を取り巻く子育ての問題全般であり、家庭内でのDV、児童虐待問題、障害児等を持つ両親のケアの問題、親の経済的問題など子育てを支援していくうえでの問題と対処の仕方について、講演をいただきました。
参加者は、市内で子育て支援に関する事業に関わっている民間ボランティアや保健師、助産師さんなど10数名でしたが、多くの質問や意見など活発な意見が出た研修会でした。
私は、部外者的存在でしたが、議会内でも子育て支援に関心を持つ議員として、議会に対しても関心を持っていただきと主催者側からお声を掛けていただき、参加しました。
講演を聴き、要保護児童対策協議会の重要さを痛感し、白河市での対応を担当者に確認するとともに、今後もう少し対応の範囲を広げ関係者との協議の回数が必要だと感じました。
大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

明日は、建設水道常任委員会が行われます。
本日、明日関連する資料を精査し、質問に備えております。
来年度の予算を含め、重要な議案が多数あります。真剣な議論を行いたいと思います。

すべては怪文書から始まった!?元横浜市長中田宏氏「政治家の殺し方」

2016年01月24日 21時52分13秒 | 福祉
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さて、図書館で元横浜市長中田宏氏の「政治家の殺し方」を借りました。



中田氏は、様々な改革に挑戦していた首長として有名です。しかし、突然数々のスキャンダルが登場しました。中田氏のファンだった方の中には、その本まで捨てた人がいたと聞きます。芸能界同様に、政界も時間と共にスキャンダルが消え、その印象だけが人々の記憶に深く刻まれます。中田氏でいえば、「女性問題のスキャンダル」でしょう。しかし、この本には全くの嘘であったと書かれています。知らない人も多いのではないでしょうか。

この本の中には「すべては怪文書からはじまった」という見出しがあります。そして「政治の世界では、怪文書というのはしょっちゅうばら撒かれる。だれが言い出したかわからぬ嘘も、大げさに騒ぎ立てて噂を流せば、やがて『文書が出ている』『噂が流れている』という事実が週刊誌等に書き立てられる。」とあります。

中田氏に仕掛けられた巧妙な情報操作。著書の中には、「私を追い落としたい市会議員が支援者に頼んで陳情書を議会に提出させ、さらに複数の議員が結託して公開質問状を提出する。そうなれば、新聞や週刊誌の格好のネタとなり、私に関する黒い噂がまことしやかに広がっていくというわけだ。」とあります。非常に恐ろしい陰謀が存在したわけです

あとがきの一部を紹介します。「スキャンダルをつくり大騒ぎすることは、一体だれの利益になるだろうか。何事にも利益を得る人がいる。一過性のから騒ぎにも日本の病巣があると思った。」

何か事が起きるということは、その裏には、何かの思惑があるという意味でしょう。利権に絡んでの行為だとの意味合いだと感じました。政治と金の問題は永遠。改革に挑戦する者は、潰されるということでしょう。

しかし、中田氏は若い。私より1歳下です。まだまだチャンスはあります。この経験を活かし、政治の世界で活躍していただきたいものです。

自動虐待相談件数、急増

2015年10月09日 05時47分23秒 | 福祉
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さて、今朝の朝日新聞の一面に「児童虐待 最多8万8931件」という見出しがありました。以前より児童虐待問題には関心を持ち、様々な活動をしてきました。今年これだけ急増した理由には、児童相談所の相談対象の拡大や専門ダイヤルの創設など、政策によるものも大きいと思いますが、依然として親の未成熟さや社会環境の変化などによる核家族化などが問題の根底にあり、増加傾向にあるのではないかと私は思っています。

少子化が問題となっている現在、国はこの問題に対してもっと予算等を増やし、対処すべきではないでしょうか。児童相談所の体制強化もあるでしょうが、各地方自治体に対して予算を配分し、妊娠時や産後1年程度の両親に対してのケアを充実すべきだと私は思います。行政の末端にいる者として今後もっと勉強し、国・県そして市に対して改善すべき点を提案していきたいと思います。

11月は児童虐待防止月間です。
これまで児童虐待防止活動であるオレンジリボンキャンペーンに約10年前から参加してきました。今年度もこれから準備を始め、月末から活動に入り、市民の皆様に児童虐待防止を訴えていく考えです。虐待を無くすことは難しいかもしれませんが、社会全体で注意深く近隣の方の行動を見つめ、少しでもおかしな生活態度の子どもたちを見かけたら、児童相談所や市担当者に連絡することはできるのではないでしょうか。それが、大きな問題にならず、問題が小さなうちに、子どもたちの心のケアができる最大の社会貢献だと私は思います。



超高齢化社会 独居高齢者・老老介護家庭の増加

2015年07月24日 05時44分52秒 | 福祉
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昨日の雨で、連日の猛暑も一休み。しかし、ムシムシとした暑さを感じる日でした。昨日、記事にしましたが、私たち大人にも「リフレッシュ」が必要だと感じています。残念ながら、我が家には夏休みはありません。母が存命だった頃は、母の介護がありました。今は、妻が行う動物保護活動により、年中無休となっています。そんな中、県内でも徐々に関心を持って下さる方が増え、譲渡会等にもボランティア参加してくださる方が増えてきました。これこそ草の根運動だと思います。また、参加者は我々よりも若い世代が多いということで、今後に期待ができると考えております。

さて、超高齢化社会と言われる中で、白河市にも独居高齢者や老老介護家庭が増えています。お子さんが近くにお住まいの場合は、不安も小さいと思いますが、全く頼れる者がないケースや、東京等遠方に親族がお住まいのケースも多々あります。
話し相手がほしい。


そんな言葉を頂戴します。多くの方々が、私の介護経験を知っており、それもあって話も弾みます。しかし、毎日お話し相手に伺うことは難しいわけです。白河市では、高齢者の方々のために様々な施策を講じていますが、そのような場所に積極的に出掛けるタイプばかりではないようです。人によって趣味趣向は違いますので、当然とも言えますが、このような方々への対策が必要だと思います。

ご両親が元気な世代の時には、皆自分のことで精いっぱいでしょう。今、我々世代は介護に突入しており、身近な問題として「介護」を考える者が増えてきました。介護は経験した者でなければ理解できない苦しみも楽しみもあります。

昨年、ある市民が、介護疲れとご自身のご病気を苦にされたためだと思いますが、ご自分で命を絶たれました。もっと早くに助けることができなかったものかと周囲は悔やまれるわけです。真面目な人ほど、「人に迷惑を掛けたくない」と愚痴もこぼさず自分ですべてを抱え込みます。老老介護も同様です。介護を理解する者の一人として、このような現実を何とかしたいと考えております。

皆さんにアイディアをいただきながら、考えていきたいと思います。







独居高齢者、「ゴミ回収サービス」適用されずボランティア出動

2015年04月14日 04時55分11秒 | 福祉
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私は、長年ボーイスカウト活動を通し、ボランティアに携わってきました。現在は、青少年教育に政治は持ち込まないとの信念より、ボーイスカウトから離れております。一方で、NPO法人の事務局として、様々なボランティア活動をしております。ボランティアは、「させていただく」という気持ちが大切だと言いますが、昨今は、名誉職となっていたり莫大な助成金・補助金が出るようなボランティアが多い中で、補助メニューにない上に、皆から軽視されるという大変な内容の活動を続けております。昨日も、出発は午前7時。高齢者のゴミだし手伝いと動物愛護に関するボランティアを早朝に行いました。

高齢者のゴミだし手伝いボランティアは、動物愛護活動の中で知り合った独り暮らしの高齢者より、先日、「落ち葉や側溝のゴミ等をシルバーセンターの人に、ゴミ袋に入れてもらったが、重くて回収場所まで運べないで困っている。袋は約30袋もある。助けてもらえませんか?」と尋ねられたので、「お手伝いさせていただきます」と返答し、一回に集積場所に出せるのは5袋分と担当課から聞いていたので、数回に分けて約30m先の場所まで運搬するお手伝いをしました。先週、またゴミの袋が30袋あると相談を受け、昨日早朝より、運搬を行いました。

さて白河市には、高齢者で体の不自由な方のために「ゴミ回収サービス」があります。しかし、少しでも歩ける方には、歩く訓練や気分転換等の理由から、このサービスに極力頼らないように指導があるようです。紙くず等の軽いゴミならいざ知らず、堆積されていた落葉や小枝等は意外に重く約5キロの袋を5往復するのは高齢者には重労働だと思います(ゴミ回収場まで約30メートル)。以前担当者から、個別事案については、相談を受けたいとの話でしたので、改めて制度の充実を含め、相談に行きたいと考えております。

中には、制度の悪用ともいえるケースも見受けます。どう見ても元気な人が、数メートル先にゴミ回収場があるのに、「ゴミ回収サービス」を利用されているのを目撃したことが何度がありました(同一人物)。このように、制度を悪用する者がいる一方で、真面目に生きている高齢者を含めた弱者の方々が、不公平な状況に置かれるということが、少なからずあります。

私は、弱者に寄り添う議員でありたいと思っております。