おはようございます。昨日は、78人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。
本日3月11日、東日本大震災から4年が経過しました。我々福島県民にとって、今までも、これからも、この3月11日は忘れることのできない日となることでしょう。特に、福島県は原発事故により汚染され、今も問題が山積みとなっています。子どもたちの健康不安、終わらぬ除染等など。山積みの問題の中の一つ、被災者のために建設中の災害公営住宅について、昨日市議会で一般質問を行いました。
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これは、昨年の10月半ばに撮った写真です。このトイプードルと飼い主ご家族は、ペット可仮設住宅入居中です。災害公営住宅が「ペット不可」であったために、行き場を失くして悩んでおられました。中には、「殺処分すれば」と簡単に言う者もいたようです。介護状態の高齢のお母さんは、愛犬を抱きしめ、毎晩布団の中で、声を殺して泣いていたそうです。
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この時、この小さなトイプードルは、ガタガタ震えていました。もしかすると、ついに殺される時が来たのかと思ったのかもしれません。飼い主の心をペットは読みます。
仮設住宅がペット可になったのは、芸能人の方が署名運動を始め、全国の方々が賛同し、街頭に立ち署名集めをしてくださったからだと聞いております。関東に住む知人も、街頭に立ち、署名集めを毎日してくれたと聞きました。本当に有難いことです。その結果、仮設はペット可になり、今も愛犬や愛猫と仮設に暮らす市民がいます。経済的に余裕のある方々は、家を改築していますが、中には、公営住宅でないと経済的に生活が困難な方々がいらっしゃいます。
昨年12月、他にも同様の問題を抱えた仮設住民がいる可能性もあり、独自にアンケート調査を行った結果、やはり同様に「殺処分」を突き付けられ、悩んでいるご家庭があることが判明しました。
偶然、フェイスブックでいわき市では災害公営住宅がペット可であることを知り、いわき市担当課に電話をして詳細を尋ねたところ、いわき市では、災害公営住宅建設計画の段階で、住民にアンケート調査をしていたことがわかりました。その際、ペットと災害公営住宅に入居したいという希望が一定数あったために、一棟を「ペット可」にすることを決定されたそうです。今後、この住宅は、市営団地となるわけですので、初のペット可市営住宅が誕生します。この「初」の出来事の英断は、いわき市長によるものだそうです(いわき市長は、愛犬家)。
素晴らしいご決断の結果、素晴らしい前例が誕生しました。
その後、市に意見・要望を続ける中で、白河市も住宅が全半壊等した被災者に対して、アンケートを行うこととなり、1月下旬、154世帯にアンケートを送付、60世帯からアンケートを回収、60世帯のうち、災害公営住宅入居希望者が20世帯あることがわかりました。また、20世帯の希望の中で、7世帯が、ペット飼育希望であることがわかりました。
昨日の一般質問で、この問題について質しました。行き場を失ったペット可仮設住宅入居者を含めた、ペット可災害公営住宅入居希望者をどうするのか?これに対して、市当局からの返答は、
1棟8世帯分の災害公営住宅を、ペット可能(条件はあるが)にする方針とのことでした。
白河市、災害公営住宅をペット可にする方針と決定
早速、毎晩愛犬を抱きしめ声を殺して泣いているというご家庭に、電話連絡をさせていただきました。驚いておられました。この他、同様に悩んでおられた市民にも連絡をさせていただきたいと思います。
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建設中の災害公営住宅です。
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現在の仮設住宅。今も仮設に住み暮らす方々がいらっしゃいます。
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ペットは家族です。その想いを理解されず、泣き暮らしていた方々は、全市民からすれば少数ですが、その苦しみは深いものでした。時間はかかりましたが、災害公営住宅入居の希望ができました。関係部署の皆さん、有難うございました。
この他、昨日の一般質問では、「ふるさと納税の活用について」「子どもの教育に関する支援策について(子どもに貧困問題等)」の質問も行いました。これに関しては、また別途報告させていただきます。今後も、弱者の声に耳を傾けていきたいと考えております。
本日3月11日、東日本大震災から4年が経過しました。我々福島県民にとって、今までも、これからも、この3月11日は忘れることのできない日となることでしょう。特に、福島県は原発事故により汚染され、今も問題が山積みとなっています。子どもたちの健康不安、終わらぬ除染等など。山積みの問題の中の一つ、被災者のために建設中の災害公営住宅について、昨日市議会で一般質問を行いました。
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これは、昨年の10月半ばに撮った写真です。このトイプードルと飼い主ご家族は、ペット可仮設住宅入居中です。災害公営住宅が「ペット不可」であったために、行き場を失くして悩んでおられました。中には、「殺処分すれば」と簡単に言う者もいたようです。介護状態の高齢のお母さんは、愛犬を抱きしめ、毎晩布団の中で、声を殺して泣いていたそうです。
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この時、この小さなトイプードルは、ガタガタ震えていました。もしかすると、ついに殺される時が来たのかと思ったのかもしれません。飼い主の心をペットは読みます。
仮設住宅がペット可になったのは、芸能人の方が署名運動を始め、全国の方々が賛同し、街頭に立ち署名集めをしてくださったからだと聞いております。関東に住む知人も、街頭に立ち、署名集めを毎日してくれたと聞きました。本当に有難いことです。その結果、仮設はペット可になり、今も愛犬や愛猫と仮設に暮らす市民がいます。経済的に余裕のある方々は、家を改築していますが、中には、公営住宅でないと経済的に生活が困難な方々がいらっしゃいます。
昨年12月、他にも同様の問題を抱えた仮設住民がいる可能性もあり、独自にアンケート調査を行った結果、やはり同様に「殺処分」を突き付けられ、悩んでいるご家庭があることが判明しました。
偶然、フェイスブックでいわき市では災害公営住宅がペット可であることを知り、いわき市担当課に電話をして詳細を尋ねたところ、いわき市では、災害公営住宅建設計画の段階で、住民にアンケート調査をしていたことがわかりました。その際、ペットと災害公営住宅に入居したいという希望が一定数あったために、一棟を「ペット可」にすることを決定されたそうです。今後、この住宅は、市営団地となるわけですので、初のペット可市営住宅が誕生します。この「初」の出来事の英断は、いわき市長によるものだそうです(いわき市長は、愛犬家)。
素晴らしいご決断の結果、素晴らしい前例が誕生しました。
その後、市に意見・要望を続ける中で、白河市も住宅が全半壊等した被災者に対して、アンケートを行うこととなり、1月下旬、154世帯にアンケートを送付、60世帯からアンケートを回収、60世帯のうち、災害公営住宅入居希望者が20世帯あることがわかりました。また、20世帯の希望の中で、7世帯が、ペット飼育希望であることがわかりました。
昨日の一般質問で、この問題について質しました。行き場を失ったペット可仮設住宅入居者を含めた、ペット可災害公営住宅入居希望者をどうするのか?これに対して、市当局からの返答は、
1棟8世帯分の災害公営住宅を、ペット可能(条件はあるが)にする方針とのことでした。
白河市、災害公営住宅をペット可にする方針と決定
早速、毎晩愛犬を抱きしめ声を殺して泣いているというご家庭に、電話連絡をさせていただきました。驚いておられました。この他、同様に悩んでおられた市民にも連絡をさせていただきたいと思います。
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建設中の災害公営住宅です。
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現在の仮設住宅。今も仮設に住み暮らす方々がいらっしゃいます。
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ペットは家族です。その想いを理解されず、泣き暮らしていた方々は、全市民からすれば少数ですが、その苦しみは深いものでした。時間はかかりましたが、災害公営住宅入居の希望ができました。関係部署の皆さん、有難うございました。
この他、昨日の一般質問では、「ふるさと納税の活用について」「子どもの教育に関する支援策について(子どもに貧困問題等)」の質問も行いました。これに関しては、また別途報告させていただきます。今後も、弱者の声に耳を傾けていきたいと考えております。