松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇湖東・湖南地方へ行く(近江八幡・永源寺)

2019-11-12 | 5.同行二人
 退職20か月記念で、滋賀県の湖東・湖南地方にいった。

 近江八幡は不思議なまちである。基本は,八幡堀で有名であるが、ヴォ―リズの建築もたくさん残っていて、和と洋が混在したまちである。木の壁板の日本家屋と西洋風の住宅が隣り合っている。ちなみに、ヴォーリズは、1000以上の建物を設計したそうだ。また、メンソレータムの近江兄弟社の創設者である。


 近江八幡に二人できたのは、初めてである。大阪国際大学にいたころ、あちこちでかけたが、大津周辺の石山寺や湖西の三井寺、比叡山の東の坂本などまでで、琵琶湖の東は彦根くらいで、湖東、湖南地区までは足を延ばしたことがなかった(私は甲賀市へは講演会で来たことがある)。そうそう、信楽には、行った。ここは、湖南、湖東とは言わないのだろうか。信楽焼の大きな傘立て?(本当は、何だろう?)がある。正月には、花を飾っている、

 大阪国際大学のときに、大学院にいた中国からの留学生の汪君と、近江八幡に来たことがある。北京外国語大学の日本語学科の卒業生で、日本の江戸時代から明治期の古い町並みが好きだった。そんな変わった外国人だった。一緒に近江八幡の八幡堀の保存の経緯をヒアリングした。


 汪君と連れ合いとの違いは、連れ合いは、街を歩きながら、なぜダンゴ屋さんはないのか、饅頭でもよいなど、そちら方面への関心で、おいしそうな店があれば、ちょっとお茶でも飲んでいこうという雰囲気で、私も思わず、「ちょっと休んでいこうか」と言ってしまう。


 食べた後、連れ合いは、太るし、夜、いいレストランを予約しているのに、「あなたに誘われたから、饅頭を食べてしまった」と私を責めるが、もし、私が「ちょっと休んでいこう」と言わなかったら、旅のだいご味を理解しないと、別の意味で、責められるのだろう。

 翌日は東近江の永源寺に行った。ここは紅葉の名山であるが、まだちょっと早かった。しかし、観光ボランティアの人や駐車場の人など、みな穏やかで親切で、すっかり、楽しめた。街の風景は、まちの人たちの対応で、いくらでもよくなるという好例だと思う。


 滋賀は、環境共生のまちなので、昼は、地場野菜で自然農法のお店で食べた。

 久しぶりに好天に恵まれ、良い退職20か月記念になった。
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