☆地域と若者に関する調査報告書を出す（相模大野）

　相模原市南区から受託している調査報告書を提出した。納品ということだろう。

　南区の第2期区民会議は、その取組テーマを「若い世代を取り込んだまちづくり」に設定し、その方策について検討を行っている。私たちのゼミも、若い世代の一員として、その検討に加わってきた。

　まちには、まちのなかで通じる一定のルールがある。まちのメンバーになると、そのルールに従って行動し、一定の責任や負担を負うことになる。まちに馴染めば、そのしばりは、むしろ誇りや楽しみになるが、馴染めない者にとっては、重荷になる。
　若者がまちのために活動を行うのが当然という時代ならばともかく、まちへの参加が、若者の自由意思に委ねられるようになった時代において、若者がまちに気楽に入っていける仕組みや事業を考える必要があるだろう。

　この報告書では、９月に行ったプラーヌンクスツェレやこの前のワールドカフェなどを紹介している。ゼミ生たちもいろいろとやった。ホームランをねらえない分野なので、地道にヒットを重ねるしかないであろう。

　ともかく報告書を出してひと安心した。明日は卒業式。みんなきれいだろう。

　大学も花の季節に入った。あちこちに梅が咲いている。