松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇穏やかな日曜日の過ごし方(三浦半島)

2014-03-16 | 5.同行二人
 穏やかな日曜日。講演会も残りわずか。また特に急ぐ原稿もない。すっかり柔らかくなった陽の光をうけて、ゆったりとした思索のときを過ごした。

 お休みの日のパターンは決まっていて、私は近くのジムに行き、連れ合いは、近くの海の見える日帰り温泉に行き、そしてお昼は合流して、走水の料理旅館「やまに」で、やや遅い昼食となる。ただ、この日は、連れ合いが小さな旅に出ると言って出掛けたので一人になった。

 このところ連れ合いはずいぶんと元気になった。最近では、再び飛行機にも乗れるようになった。3月末には、また南の島へ行く。3時間、4時間と伸ばしてきて、今度は5時間位の飛行時間である。

 さて、最近考えているのは、企業と自治体の違いである。ポイントは、出資と見返りの関係だろう。
 企業には、見返りを考えて出資するが、そのため出資と見返りが対の関係になる。ところが、行政では、出資(税金)と見返り(サービス)は非対称の関係になる。税金を多く払っているからと言って、役所からのサービスが多いわけではないからである。むしろ経済的に優位な人は、役所からのサービスが相対的に少ないくらいである。

 そこから分かるのは、自治体では、持てる者が出すというボランティア精神に通じる「助けあい」が基本の行動原理ということになる。役所は、この助け合いをスムーズに行えるようにサポートする組織ということになる。法制度では、役所は、市民の権利を侵害する存在ということになるが、この助けあいの原理から考えていくと、いろいろなものが見えてくる。

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