松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★自治基本条例フォーラム(一宮市)

2009-02-19 | 1.研究活動
 一宮はいつも天気がいい。今回は山陰から来たために、その感を一段と強くした。ということは、まちづくりにもずっと有利ということである。雪がちらついていると、外に出るのは億劫になるが、天気がよければ気分も楽なる。その分、優位だと実感した。
 一宮の特徴は、二段ロケット方式の制定プロセスである。まず、市民の提言があり、次に範囲を広げた条例検討委員会となる。後者は4月からの事業になるが、ここにも参加することになっている。
 一宮の谷市長さんは元はお医者さんということであるが、先を展望した政策展開を行っている。1%制度がその例で、ともかく市民が元気でなければ、まちはダメになるという発想で、市民を元気にする政策として1%制度を構築している。私などは、ハンガリーや市川市の制度に縛られてしまうが、割りきりがすごい。研修で1%制度の比較検討をすると、いつも一番人気なのが一宮方式であるから、一宮に続くことになるのではないだろうか。
 西から一宮に行くときは、新幹線で決して寝ない、携帯のアラームをかけるというのが鉄則である。京都の次は名古屋で、ここで寝過ごすと新横浜である(逆の場合は、名古屋で寝過ごしても京都なので、戻るのは簡単)。今回も、京都からはまんじりともせず、寝ないぞ寝ないぞと言い聞かして、一宮に向かった。
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