松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆紀要に原稿を出す(サガジョ)

2012-12-14 | 1.研究活動
 相模女子大学人間社会学部の紀要に原稿を出した。
 紀要に原稿を書くのは、7年ぶりくらいである。最初に書いたのは、たまたま同じ横浜市ということで、横浜市立大学の紀要に原稿を書くように言われて、出したことがある。その次は、大阪国際大学にいた時に、共同研究の成果を論文を出した。でも考えてみると、それだけである。
 紀要派と商業出版派に分かれるが、私は商業出版派だからである。紀要はなかなか読んでもらえないので、商業出版として、雑誌としてあるいは本として出すようにしている。幸い、声をかけてくれる人もいて、その機会に恵まれている。ありがたいことである。
 ただ、今回は、原稿とはいっても、2000字の随想のようなもので、テーマは「社会マネジメント学とは」である。随想なので、3時間で書くことができた。これでは、紀要に書いたとは言えないのかもしれない。
 その内容であるが、 
 ・社会マネジメント学科は、文句を言い、欠点をあげつらうのではなく、その欠点を克服する対案や対応策を考え、提案し、それを現場で実践できる学生を育てる学科である。
 ・私たちは、民主主義の社会に暮らしているが、この民主主義が有効に機能するには、市民一人ひとりの自律性と、共同体のことがらを我がことのように思う貢献性が求められる。これが「市民」であるが、サガジョのような教養大学は、こうした市民を育てていくのが任務である。そこに、ただ文句言うだけでなく、対案を提案できる学生を育てる社会マネジメント学科の存在意義がある。
 ざっと、こんな内容である。
 
 年末になって、原稿が押してきた。神奈川県下職員との共同研究報告書をまる一日かけて見直した。これは朝、散歩がてら投函した。お正月明けまでにあと1本、日本加除出版の雑誌に住民登録のころの思い出を書くが、これは、自分的には、ちょっとお楽しみなので、逆にまったく手がついていない。
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