連休中は、世間並みに、あちこちに出かけた。その余波だろうか。何年振りかで、軽い風邪を引いた。
役所にいたときは、長い連休のときは、世間並みに遊びに行き、同時に、まとまった原稿を書いた。今振り返ると、随分と難しい論文を書いている。良く書いたと思う。
お盆休みと正月休みは、まさに書き入れ時だった。
その習い性なのか、今回の10連休も、あちこちに出かける以外は、原稿を書いた。『現代自治体論』の発展系のような本で、とてもいい本が書けたような気がする。あとは、きちんと出版が決まればいいが、まあ、大丈夫だろう。その後、『若者本』、『在住外国人活躍政策』と続くが、時間があるので、やや気が楽である。
後半は、来週から始まる横浜市の地方自治法の研修テキストづくりである。今回は、eラーニングがあるので、それを踏まえた応用編ということである。2時間×4日間で地方自治法の全部は無理なので、逆に、資料作りが大変である。
応用というとすぐに判例になるが、基本が理解できていないのに、判例の知識ばかり増やしても身につかない。基本構造から考えて応用にしようということで、①二元代表制の基本と変容、②国民国家と地方自治、③信託論と住民、市民の権利、④地方分権と国・都道府県・市町村の関係でいこうと、レジュメをつくり始めたが、国民国家論だけで2時間くらいになってしまった。政治学ではなく、地方自治法の講義にしなくてはならないので、結局、大幅カットになる。
日曜日からは、子どもたちと温泉なので、今夜と明日に、ぎゅっとまとめて、レジュメをつくることにしよう。時間が解決するかもしれない。
私の場合は、6月くらいまではヒマで、7月くらいから、また研修が忙しくなるので、この5月、6月のうちに、次のテーマの仕込みをしよう。『市民協働論講義』のような本も書いてみたくなった。