松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆若者議会の成果(1)

2021-03-21 | 若者議会
 新城市の若者議会の成果をまとめておこう。

 新城市の若者議会は、令和3年度で、7期目に入る。この機会に、改めて考えてみようと思う。

 新城市の若者議会を含む若者政策の発端は、よく覚えている。今から、7,8年前に、自治体政策で欠けているものの一つが、若者政策と気がついた。そこで、本郷台の研修所で、1年間の研究テーマとして、若者政策を選んだ。当時のメンバーの言葉が忘れられない。「日本中で、こんな事を考えている自治体職員はいないだろうな」。

 私はいろいろな市長さんにお会いするたびに、これからの重要課題は、若者政策であると、強調した。多くの市長さんが、曖昧にうなずくなかで、唯一、「私もそう思う」と呼応したのは、愛知県新城市の穂積市長さんだった。3期目の市長選挙の前(2013年11月)で、8月25日の市民まちづくり集会のスタート前に、新城文化会館の2階か3階の控室だった。お昼を食べながら、そんな話になった。

 その後、穂積さんのマニフェストがでた(9月26日)。このときの、マニフェストのトップに、1.「若者政策市民会議」(仮称)を創設し、若者が活躍するまちをめざす総合的政策を策定します。と書かれている。若者政策が、マニフェストになるのは、全国初であろうし、そのトップに掲げられたという先見性は、重要である。簡単な話、若者の出番がない社会は、続くはずがないからである。

 選挙は、庁舎問題の混乱もあったが、穂積さんの当選となり、2014年4月から、若者政策の検討スタートとなった。若者プロジェクトが始まった。私は、アドバーザーになり、キックオフの会議で、若者政策の話をした。しかし、ここから、私の想定を超える展開が始まった。
 
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