サガジョでは、ゼミごとのパーティーを後援会が補助してくれる。この日は、2つのパーティーがあった。
ひとつは4年生のゼミ。もう卒論も終わって、最後のゼミなので、打ち上げパーティーを計画したようだ。ゼミ生の多くは、1年生のときからの知り合いなので、気心が知れている。今回もとてもいいゼミだったと思う。この4年生のゼミは、2月の熱海の最終合宿と、3月11日の松下ゼミ・解散フォーラムで終わりになる。
この日のもう一つのパーティーは、2年生の集まり。女子大は、担任制度というのがあるところが多い。サガジョでは、1年の前期の基礎ゼミ、後期は日本語スキルアップという授業がある。これが担任である。日本語スキルアップは、任意で選択する授業であるが、1年生の基礎ゼミの全員がそのまま日本語スキルアップに移行し、それに新たに加わった数名となったが、これが、2年生の担任である。3年生になると、それぞれがゼミに所属するので、それまでのつなぎのような存在で、このメンバーで、まとまって授業をすることはないので、形式的な担任制度になりがちであるが、今回のメンバーは、みんなまとまりがよく、時々、集まったり、こうしたパーティーが開かれる。
学生たちにとって、私は、集まる口実のような存在だと思うが、2年間の思い出のような写真集を作ってくれて、一人ひとりのコメントをもらった。中には、私と出会って、進むべき方向性が変わったという学生も何人かいて、責任の重さと同時に、今後も応援してあげようと新たに、決意したところである。
記念品に万歩計をもらったので、さっそくつけてみた。午後からであるが、この日は5600歩くらいになった。
その後、研究室にいたら、1年生が、バラバラとやってきて、ちょっと深刻な進路相談やら、やや怪しい女子大生事情やらの話になった。妙に忙しい一日だったが、頼りにしてくれて、教員としてはとてもうれしいかった。