松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働研修-協働は全職場にある(大泉町)

2018-01-22 | 2.講演会・研修会

 群馬県大泉町で全職員を対象とする協働研修である。午前と午後の2回、「協働は全職場にある」という研修である。

 大泉町は、外国人が多く住む町で、人口の18%が外国人である。旧三洋電機やスバルなどの工場がたくさんあり、その関連工場に日系ブラジル人が働きはじめ、集住化が進んだ。朝食を大泉町で食べたが、そこの店では、入れ代わり立ち代わり、ブラジル人がきて、まるでブラジルにいるようだった(もっともブラジルに行ったことはないが)。

 じつは大泉町は、2度目である。以前、外国人の集住化の調査に来たことがある。その時も、どこかのお店に入ったが、大きなテレビ画面でサッカーを放送していた。日本では、まだまだサッカーに人気がなかった頃なので、珍しかったことを覚えている。

 本来ならば、こうしたリトルブラジルは、横浜の中華街のように、異文化+食の魅力的な資源となると思うが、大泉町は、工場がたくさんあり、経済的に豊かなので、今ひとつ、危機感がないのだろう、せっかくの資源を十分に活かせてないように感じた。まちの価値を上げるためにも、これから、大いに取り組んでいくといいと思う。

 大泉町の協働担当は、国際協働係という。全国でも珍しい係だと思う。ただ、この名称は、協働を国際的にやるということではなくて、国際(共生)+協働の意味で、協働指針も協働の取り組みも、多くの自治体と同じであった。

 残念だったのは、大泉町では、私の「騒音課」ネタが受けなかったことである。午前の部で、受けなかったので、午後は、やめようと思ったが、国際協働係のAさんから、勧めらられてやってみたが、やはりだめだった。こんな変なことばかり言う講師に戸惑ったのか、それとも大泉町の職員がまじめなのか、その分析は今後であるが、しばらく立ち直れない。

 この日は、関東地方は夕方から大雪になった。熊谷から上野東京ラインで横浜まで帰ってきたが、やはり埼玉の積雪と、わが三浦半島の積雪は、ぜんぜん違った。三浦半島ではうっすら積もった程度だった(湯河原に住むKさんの情報では、湯河原では雨だったという。湯河原はもっと温かい)。大泉町の人たちは、きっと、今日は、雪かきだろう。

 この研修では、国際協働課の皆さんにはお世話になった。とりわけ協働担当のAさんには、何かと気を使ってもらった。感謝、申し上げたい。

 

 

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