ようやくテキスト現代自治体論を書き始めた。
いろいろと本を書いてきたが、いよいよ意を決して、これらの集大成的な地方自治の新たな枠組みのような本を書き始めた。300ページ、正味20万字くらいになるのだろうか。本当に書けるのか。きっと途中で、何度もいやになりながら、書くあげることになるのだろうと思う。
本は、法律学と政治学をミックスしたようなものになるのだろう。いわば地方自治と地方自治法が混在した本である。類書がほとんどないと思う。ある意味、両者を止揚したといえることになるし、ある意味、どっちつかずになる恐れもある。まあ、案ずるより産むがやすし、ぼちぼちと書いていこう。
原稿を書いたはいいが、それが実際に本になって出版はできるのかという心配もある。出版環境は、ますます悪くなっている。先生によっては、かなりの本を自分で買い取る約束で本を書いている例もあるようだ。私の場合、幸い、これまで、そういった心配をしないで本を出してきたが、今回も、そうなるとは限らない。要するに、本の出来次第なのだろう。
300ページになると、一日1ページ書いても、約1年かかる。地道にコツコツ、がんばろう。