松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇多様性の強さ(ホノルル)

2013-03-20 | 5.同行二人
 ハワイに行ってきた。連れ合いが飛行機と食事に制約があるので、海外旅行は行けないとあきらめていたが、今回、ハワイに行くことができた。お正月の台湾に続いてなので、少しずつ、距離が伸びている。
 今回は、デルタ航空で行った。デルタのビジネスクラスは、席が個室のようになっているという触れ込みであるが、私にはカプセルホテルのように見えた。これは不満があると言うことではなく、この航空会社は気取っていないところが好きである。
 ハワイは、実は初めてである。おそらくハワイにだけは行かないだろうと思っていたが、今回、ハワイに行こうと思ったのは、それだけ年齢を重ねたということだろうか。
 ハワイで特に感じたのは、人種が多様で、しかも垣根がないことである。行動や態度によって甘くみられることはあるかもしれないが、人種によって甘くみられることはないようだ。一見するとばらばらであるが、それでもいざという時に一つにまとまるのは、みんなが守ろうと考える社会があるからだろう。それはおそらく「違いを許容する社会」で、普段は意識しないが、大事が起これば、それを守るために一つにまとまっていく。国際化、グローバル化が進む中で、人種というアイデンティティでは、ひとつにまとまる国づくりはできなくなっていく。違いを排除するのではなく、違いにこそ価値があり、違いのひとつひとつに価値があるということを認める社会こそが、私たちが大事にすべき社会ではなかろうか。最近では違いを理由に排除するという動きもあるが、違い故に排除して行ったら、最後には結局一人になってしまう。
 ハワイは食事がうまかった。ワイキキではサバの塩焼きは2回食べたが、日本よりもずっとうまかった。ギンダラの西京焼きも、日本よりずっとうまかった。
 連れ合いは、ハワイでも日傘をさしていた。ギリシャでも、ハンガリーでも、ニュージーランドでも、世界のどこでもさしている。最近は、海外でも日傘を見ることが多くなったが、さすがハワイでは、1度見ただけだった。
 ハワイにおける経済効果であるが、高知へ行った際の後遺症が続いていたのと、買ったのがアロハシャツやハワイウエアなどで、さほどのことはなかったと思う。
 ともかく、ハワイに行けたのがなによりだった。



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