松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★早寝早起き条例(徳島市)

2013-08-21 | 2.講演会・研修会
 今年の夏も徳島にやってきた。今年で、何年目になるのだろうか。
 今年も飛行機は最終便だったが、乗客はまばらで、阿波踊りが終わった徳島のまちも、ひっそりとしていた。私がいつも見る徳島である。

 徳島市は、昭和50年の徳島市公安条例大法廷判決の舞台である。判決文には、藍場浜、新町橋、丸新デパート、銀座通りなどが出てくるが、私は、今回も、そのデモ行進ルートを歩くことができた。ただ、かつての阿波街道も今は、シャッター街になってしまっている。

 今回は、30名弱の参加で、水道や消防も含めて、さまざまな分野の人が参加した。これまでとの違いは、最後に、空き家対策条例を考える時間を取ってみたことである。ここで条例づくりの入口みたいなことをやってみた。空き家対策は、強制的手法だけではできず、協働的手法も取り入れ、未然防止や利活用を考える必要がある。宿題としていたので、みんな準備をしてきて、2時間半くらいの時間であったが、なかなか考えた案が出た。

 いつもより2時間半、時間が空いたということは、その分、私はつまらないことを言わなかったということである。雑談、無駄話をしない研修もできるという証明となった。ただ、一点、早寝早起き条例はやってしまった。ご当地徳島ということで、徳島市公安条例を考えるさいのヒントとして言ってしまったのである。シラッとしてしまい、私は、暗い気持ちで宿に帰ることになった。

 さて、その早寝早起き条例であるが、最後の最後に復活した。空き家条例を考える対策の、いわば目玉として、この早寝早起き条例が登場したからである。詳細は、憚られるので、ここには記載しないが、若いきれいな受講生が、これを発表した。そのミスマッチさが受けて、シール投票ではトップとなった。まったく受けてないと思っていたが、実は、深く静かに浸透していたのではないか。それとも、私が落ち込んでいたので、助け舟を出してくれたのだろうか。気持ちの良い気分で、徳島を後にすることができた。

 徳島の経済効果であるが、今回は、徳島ラーメンが中心。いろいろなバージョン3種類
を買ってしまった。ラーメンであるので、経済効果は、少なかったを言わなければならない。

ひょうたん島めぐりの船は、今年は吉野川に出た

 
デモ行進のルート 銀座通り
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