松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆区民会議の協働(相模大野)

2018-07-14 | 1.研究活動
 第4期・区民会議の最終回があった。今回も、和気藹々な笑い声一杯の会議となった(逆に言うと、私は、粛々と議を進める会議は、もうできなくなった)。。

 相模原市が指定都市になって、3区体制となったが、その時、区民会議はできた。試行錯誤で始まった区民会議が、設立から、ちょうど8年たったことになる。私自身も、区民会議にこんなに長く関わるとは思っていなかった。もし区民会議が単なる形式的な会議だったら、1期で、そっとやめていたと思う。

 相模原市が、行政区をどのように育てていくのか、興味があった。行政区の仕組みづくりは、横浜市にいたときに、担当としてやっていたからである。横浜市の場合、当時は、人口15万人位のくらいの規模を想定し、地域の総合行政機関として、権限と財源を付与していった。当時は、まだ大阪市をはじめ、小区役所制の指定都市も多かった。区に権限と財源を増やしていったが、偉い人からは、そんなことをすると、区ごとにばらつきが出て、公平性を害すると怒られた。しかし、それは時代が違うと考えて、理解してもらった。 

 この日の最後に、メンバーの一人ひとりに、感想を言ってもらったが、当たり障りのない感想ではなく、みな自分の言葉で、区民会議の体験や学んだことを語り、次の発展のために、提案をしてくれたのは印象的だった(地区連の会長のIさんは、区民会議に参加するようになって、自分の見方、発言が変わったといっていた)。

 やっててよかったと思ているが、区民会議が、このような会議になったのは、メンバーの力もあるが、それを支えた区役所の協力も大きい。

 スタート当時、指定都市の反対運動もあり、区民会議がどのように進むのか、市民も興味があったようだ(たくさんの傍聴者が来た)。この反対運動を担った人たちが期待したのは、行政の監視役である。確かに法制度では、行政はサービスの提供者か、監視の対象であるが、区民の暮らしから考えていくと、もう一つ、市民の暮らしを後押しする伴走者としての役割がある。自治の時代にあっては、むしろ最も重要な役割となっているが、これを実践したのが区民会議に伴走する南区役所である。

 南区区民会議は、無作為抽出区民会議や、若者参画など、いくつかの新しい取り組みを実践したが、これらはすべて、区役所の伴走がなかったらできなかったことである。

 協働を別の言葉でいえば、伴走ということかもしれない。

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