今年も、茅ヶ崎市・寒川町の合同研修が始まった。
これは昨年からの事業で、両自治体の職員が一緒に共同研究を行うものである。神奈川県市町村研修センターでやっている県下市町村職員による研究会の一市一町版である。今年は、地域コミュニティと有償事業を取り上げた。
最初なので、政策づくりの基礎からやってほしいということなので、空き家問題を素材に政策づくりを考えた。グループ研究となるので、最初は、知らない者同士のスタートとなるが、あっという間に融和して、楽しそうに始まった。他方、私のほうは、風邪気味だろうか、調子が悪く、滑ってばかりだった。
茅ヶ崎で研修をやると、いつも最初に、服部市長さんが挨拶に来る。今回も、この研修の意義を参加した若い職員にわかりやすく、語ってくれた。全国に行くけれど、職員研修の最初に市長さんが出て来て、激励するのは茅ヶ崎市だけである。どの首長さんも、忙しいかもしれないが、せいぜい朝の10分である。これで担当する職員も、参加した職員も元気が出る。
茅ヶ崎と言えば、Ｋ．Ｓかぁであるが、当然、お昼を一緒に食べることになった。ただ、この日は、非常参集訓練に当たったそうで、研修の途中に、「せんせー。藤沢本町から歩いています」とか、「せんせー。12時までに到着できそうです」とか、メールが来た。この3月で茅ヶ崎市に入って3年目になるが、進歩しているのだろうか。いつも明るく、気のおけないところは、学生時代とは変わっていない。
次回は、研究の内容に入ってくる。私もがんばろう。
