新しい本の打ち合わせに新城市へ出かけた。
午前中は、若者係など若手職員、若者会議やどやばい村などにかかわったメンバーとの打ち合わせがあり、午後から穂積市長との対談となった。いずれも有意義だった。とりわけ前半では、どうすれば闊達な意見交換になるか、若い人たちの思いや意見を存分に出せるか、逆に言えば、私の意見を押し付けないように心がけるのが、私たち世代の注意すべきことであるが、活発な意見が出て、いい会議になった。後半は、当然、面白かった。
この日は、山の日の休日で、お盆休みのスタートということで、新幹線が実に混んだ。新城へは、新横浜・豊橋直行のひかりだと、1時間強の乗車時間で、いつもは楽に座ることができるが、この日は新横浜のホームは長蛇の列。満員の通勤列車に乗り込むように、体を押し込み、何とか新幹線に乗れただけでラッキーという混みようだった。
結局、混雑するデッキで、私は、立ったままパソコンを開き、資料をつくるということになったが、むしろ新幹線は席に座らないほうが仕事がはかどるという現実に気が付いた。昔市役所で、我が敬愛するT部長が、立席会議室を考案したときのことを思い出した。
今回の本の出版では、いろいろな思いがあるが、とりわけ若い人たちが自分たちが行った活動を広くほかの人たちに伝えることができ、本に自分の名前が出るなどの、若者たちの出番がつくれることができることが、何よりだと思う。