松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆奈良モデルから学ぶ(本郷台)

2016-08-10 | 1.研究活動

 神奈川県下自治体職員による研究会。視察先がしぼられてきた。

 メインになるのは奈良県の奈良モデル。これは、奈良県と奈良県下の市町村が協力して行政サービスを実現するものである。人的資源でいえば、県が約3000人、市町村約8000人、財源では県4600億円、市町村4800億円、あるいは様々な公共施設等があり、これを合体して、県全体として効率的に有効活用する計カウである。これを行うために、①県から市町村への権限移譲のほか、②市町村間で事務の共同化を進める水平補完(県はその支援や調整を実施する)、③町村が実施すべき事務を県が支援する垂直補完がある。

 地方分権といえば、都道府県から市町村への移譲がメインであるが、これに対して、奈良県では、むしろ市町村間での水平補完や市町村から県への逆委譲になる垂直補完にも力を入れている点が特徴である。その実施例や課題等を調べるものである。

 こうした取り組みが行われるのは、奈良県ならではの事情がある。奈良市以外は比較的小さな市町村であるが、いずれも歴史を持つ自治体が多い。歴史をさかのぼれば、まさに奈良時代からの歴史があり、合併の困難さは想像できる。小さな自治体がたくさんあり、県からの権限委譲といっても、受け皿としては、厳しいという実情もあるだろう。

 奈良といえば、京都に住んでいたころ、奈良公園に遊びに行ってよくコーヒーを飲んだ。奈良というのは、有名な観光地がある割に、泊まるところも、食事するところも少ないのが特徴である。京都と比べると、10分の1くらいの規模というのが実感だろう。例えば、京都でコーヒーやさんといえば、堺町通りのイノダコーヒや蛸薬師の前田珈琲がすぐに浮かぶが、奈良はすぐに出てこない。奈良では、さくら通りを入った羅漢などであるが、むしろ三条通りの珈琲館のほうが、よく行ったという思い出である。

 この調査には、私は行かないが、成果を期待したい。

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