松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇確定申告+「アンガージュマンよこすか」に寄る

2022-03-12 | 5.同行二人
 コロナ禍、外出もままならない。しかし、確定申告は行かないといけない。

 ネットでもできるが、税務署に地の利がある我が家では、ウォーキングがてら、出かけることにしている。ちなみに、いずれも徒歩圏に、ヤマダ電機、コジマ電気、ノジマ電機があり、大型スーパーも3軒ある。警察署も検察局も裁判所も徒歩圏である。だから、車は、いつもバッテリーが上がってしまう。

 ネットで見ると、確定申告は予約制のようだが、この日も予約なしで出かけた。予約の有無も問われることなく、2,3分で終わた。

 この日は、上町にある「アンガージュマンよこすか」に寄って見た。確定申告の作業のなかで、今年は、「アンガージュマンよこすか」に寄付していないことにきがついたことと、次の本に使う写真を撮ろうと思ったからである。

 ちなみに、ここも当然、徒歩圏である。

 「アンガージュマンよこすか」は、不登校・高校中退、ひきこもりの子どもたちの居場所、学習支援活動を行うNPOとして、2004年に設立されている。三浦半島では最初である。2015年には、神奈川県から認定特定非営利活動法人として認定されている。

 アンガージュマンと言えば、サルトルである。実存主義は、理で考えるよりも、感覚的に動きがちで、人は、そんなに理の通り動くものではないという、私の実体験にマッチしていて、とても惹かれた。

 「アンガージュマンよこすか」では、アンガージュマンを社会参加と訳しているが、まさに「自由の中から生まれた自発的な行動こそ、継続し本当の意味での社会参加につながる」との理念をもとに、子ども・若者に寄り添う空間づくり、時間づくりを行っている。また、はるかぜ書店という本屋も運営しており、商店街内という立地条件を活かした就労支援も行っている。

 急に訪ねたが、運よく代表の島田さんがいた。「本に載せるよ」と仁義を切ることができた。コロナ禍で、NPO活動も大変だろう。でも、こうした活動がたくさんあることが、社会を豊かにする。
 
 確定申告も終わり、仁義も切れたので、この日は、いい気分で、聖徳寺の坂を下ることができた。
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