松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆自治基本条例のつくり方(戸田市)

2012-05-15 | 1.研究活動
 ご縁があって、埼玉県戸田市のアドバイザーになった。テーマは自治基本条例である。
 その若手職員プロジェクトがあり、自治基本条例の意義やつくり方について話をした。
 話のポイントは、条文をつくるのではなく、自治をつくるのが目的であること。自治とは、市民が平穏に暮らすにあたって、妨げとなっている課題を解決して、一人ひとりが幸せに暮らせること。そのためには、市民一人ひとりが当事者となり、役所も、市民のための役所という原点に戻ることである。そうしないと、私たちの国は、次の世代に続いていかないだろうし、早くスタートしないと手遅れになる。自治基本条例をめぐっては、後ろ向きな議論も行われるが、そんなことをやっている余裕は、もはやないであろう。
 少人数の会議だったので、話はあちこちに飛び、戸惑ったろう。また、いろんなことを言うので驚いたろう。でも、すぐに慣れると思う。
 戸田市は、荒川沿いの町で、それゆえ戸田といえばボートのまちである。電車から見える漕艇場は、長さが2.5キロもあるということで、立派である。ここは東京オリンピックの時の会場にもなった。
 ボートにちなんで、戸田市には競艇場もある。ボートレースであるが、かつてはそれで大いに潤ったろう。競艇場は全国に24あるそうで、その町のリストを見ていたら、大半が行ったことがあるまちであることに驚いた。知らないうちに、日本全国を旅している。ちなみに私は競艇をやったことがないが、これだけ娯楽が多様化すると、じり貧になるのは明らかだろう。どこの町でも、お荷物になり始めているようである。そこで、吉本の芸人をよんでくるなどの営業努力をしているが、それが功を奏するように、さらに頑張ってほしい。
 お土産は、送ってもらった戸田公園駅で買ったイチゴ。よく見ると、群馬産なので、これでは日常の買い物と同じである。通勤圏の近さなので、名産品を調べずに行ったのが失敗のもと。今度は、きちんと下調べをしていこう。、
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆自治体・ユニフォームそれぞ... | トップ | ★法令研修(市町村アカデミー) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1.研究活動」カテゴリの最新記事