『元気な町内会のつくり方 成功の決め手 - 10 の処方箋と 80 の実践事例-』の再校を返した。
日本橋出版は、再校もネットでやる。紙の原稿を見直すというのは、結構、億劫で、すぐに息が切れてします。初校では、3週間くらい、再校では1週間くらいの時間の猶予があるが、いつも締め切りまじかになってします。
これは、そのくらい時間がかかるということではなくて、さぼってしまって(というか億劫になってしまって)、時間いっぱいかかってしまうからである。
ネットをやり取りし、PDFで直すという方式だと、手紙のやり取りの時間が省略されるとともに、何か、早くやろうという気になる。
考えてみると、雑誌原稿は、ネット+PDFのやり取りなので、これを本に広げたということなのだろう。
日本は、職人技、名人技が評価される社会なので、ネット+PDF方式で本をつくるというのは、これまで本づくりに関わってきた人にとっては、邪道なのかもしれない。
むろん、そういう本づくりをやってもいいが、もうひとつの道、ネット+PDFもあっていいだろう。本が売れない時代なのだから、それぞれの事情や状況に応じて、さまざまな方法があった方がいい。
私の本は、地域で頑張っている人の応援本なので、職人技、名人技は求めていない。
ネット+PDF方式は、サクサクといくので、何か、気持ちがよい。