初校が来た。
今度の本は、町内会である。町内会は、研究者からは、批判の対象になるが、政策起業家からみれば、がんばってもらう対象である。
たしかに、前の戦争では、隣組は、国家機能の一部を担ったが、もう80年も前の時代である。奈良時代だって74年である。いつまでも昔のことを言っていても仕方がない。失敗はきちんと踏まえて、前に進んだ方がいい。
公共の役割が変わって、公共の担い手が役所だけでなく、市民、コミュニティも担わないと、解決できないような問題が増えて、地域コミュニティの代表格である町内会が、ひと踏ん張りしてもらわないといけなくなったからである。
だから、私の論調は「がんばれ町内会」である。町内会については、基本から組み立てった本がほとんどないので、出来上がるのが楽しみである。
今回の出版社は日本橋出版である。本が出たら、この出版社のシステムを紹介したいと思うが、代表の大島さんは、出版界の出身ではないということで、初校の直しも、データでやり取りする。PDFの初校で、これを直すやり方である。
始めてやったが、紙よりも作業がはかどる。
だからスピードアップで、この調子では、7月の中頃には、出版ということになるのではないか。
お楽しみに