次の『実践自治』は、「市長は議員の定数削減条例を提案できるか」としよう。
先行論文がないテーマで、興味深い。
全体構成はこんな感じ。
なお、論文には書かないが、エピソードがある。以前、防府市で、防府市長の松浦さんと飲んだ時、松浦さんは、盛んに、定数半減をやるぞと、張り切っていた。提案が平成23年なので、そのころだと思う。
結局、議会からは否決されたが、議員の定数削減と市長提案のミスマッチ感が気になっていた。ようやく、もやもやを回収できそうだ。
はじめに
1.先行事例
(1)名古屋市
(2)防府市
(3)安芸高田市
2.立法事実はあるのか
(1)どっちが分があるか・議員定数減少の長所と短所
(2)主な論点
3.市長が議員の定数削減条例を提案できるのか
4.少数精鋭議会と機能担保の仕組み
(1)「町村議会のあり方に関する研究会」の提案
(2)議会の附属機関としての地域委員会