松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★全国でなぜ自治基本条例がつくられているのか(富士宮市)

2008-10-28 | 2.講演会・研修会
 市町村アカデミー(受講生)でのご縁で、富士宮市での研修会に声をかけてもらった。参加者は、法務担当職員なので、あえて法務レベルの話ではなく、自治におけるこの条例の意義、分権・協働時代の条例づくりという、より基本的な観点から話をした。つまり、自治基本条例は、法務的な検討では、収まりきらないスケールを持つ条例であり、今後の10年、20年後の自治をつくっていく出発点になる条例であるからである。それゆえ、この条例づくりを通して、役所や市民が大きく変わるきっかけにしないと、せっかく時間と金をかけるのがもったいない。逆説的にいえば、この条例は、条文を寄せ集めて簡単につくってはいけない条例であるというのが、今回の話の結論でもある。
 いずれこの地区でも、自治基本条例がつくられていくことになるだろうが、そのときの参考になれば何よりだと思う。
 富士宮といえば、B級グルメの焼きソバである。最近、地域ブランドにかかわっているので、この機会に、富士宮焼きソバを調査しようと考えている旨をちょっと話したら、担当者の方々が気を使ってくれて、富士宮市の焼きソバ係長(今は課長)の話を聞くことができた。現地も案内してもらい、焼きソバまでご馳走になった。おいしかった。ここの焼きソバは、他とは大分食感が違うが、これは私の筆力では表現できないので、今度、富士山見学に行ったついでに立ち寄って食べてみてほしい。
 富士宮から見る富士山は、めずらしく、これも格別であった。
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