松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★政策法務と法規係(札幌市)

2008-10-24 | 2.講演会・研修会
追記
 自治体法務NAVIが発行された。法規係のあり方について、時宜を得た問題提起になったのではないだろうか。次は、新旧対照表方式のまとめにかかろうと思う。
追記
 この研修会の記録が、自治体法務NAVIの掲載されることになった(次々号で)。
 「好評につき」というのも、うれしいが、夏休みボケで原稿を書けなくなっているなかで、話したことが活字になるのは、気が楽という事情もある。
 ただ、活字になることを想定せずに、2時間近く、自由に話したものをまとめるのは大変であろうが、そこは編集者の腕の見せ所ということになろう。どこに関心があるのかを含めて楽しみである。
 写真は載るのだろうか。気楽な研修会のつもりで、クールビズでいったが、きちんとしていけばよかったと反省(もっとも、写真の出来を気にするのは本人だけ)。
 いずれにしても、地方自治のなかで法規担当を考えるという話をしたので、北海道以外の人たちの参考になれば何よりである。
 この中でも話した新旧対照表方式に対する関心が高いようであるが、がんばって早くまとめよう。
 なお、編集者のユコリンは、オーケストラでバイオリンを弾いていたらしい。

(以前まで)
この研修会は第一法規の主催である。ユーザー会という設えで、その前段で話をした。ユーザー会という名称自体が、情報関連業界である。20年以上も前に、住民基本台帳の電算化を担当したときに戻ったような懐かしい気分で、説明を聞いた。法規の世界にコンピュータ・インターネットが、急速に入りつつあることに、今回、あらためて驚いた。20年以上前に、「機械にできることは機械に、職員は職員でなければできないことを」と言って職場を説明して回っていた頃を思い出した。
 講演会では、市町村アカデミー等で見知った受講生の顔も見つけることができ、懐かしかった。話は「自治のまんなかで法務を考える」というもので、地方自治の基本から法規係の役割を考えてみようというものである。今後の厳しい自治経営を考えると、法規という武器を自治体のメンバーが存分に使えるように、役所内部に広め、市民に広めるのが法規係の仕事であるといった話となった。そのためには、法規係は大いに勉強しなければいけないし、これまで漫然と続けてきた仕事も、見直すことになる。一部改正の改め文のように、時間はかかるがほとんど誰も見ず、かつ市民のほうを向いていない仕事は見直すべきだと思う(奥尻町が新旧対照表方式をやっていることをはじめて知った)。
 今回は、第一法規の人たちには、お世話になった。特に前村さんは北九州の自治体法務合同研究会に引き続き、お世話になった。感謝。ちなみにユコリンは今回は非参加であった。
 札幌に行くと、北大の植物園に行くことにしているが、今回もつかの間の至福の時を過ごすことができた。
 
 
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