松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆withコロナ・ソーシャルディスタンス型まちづくり市民集会(焼津市)

2020-07-09 | 1.研究活動
 この日の自治基本条例推進委員会は、ソーシャルディタンス型のまちづくり市民集会のあり方を考えた。

 多くの自治体で、こうしたまつりは中止か、リモートになっている。仕方がない面もあるが、どんな時代になっても、人が集まり、顔を見ながら、ともに語り、一緒に考え、よりよいものを見つけていくのが原則である。補完的にリモートもあるが、あくまでも補完である。

 コロナは、ずっとなくなるということはないだろう。withコロナというと軽いが、こういう時代だからこそ、新しい人の集まり方を模索していかなければならない。逃げてばかりいても、道は開けないであろう。注意深く、気を配りながら、新しい集まり方を模索していかなければいけない。

 また、焼津市のまちづくり市民集会は、焼津市の文化である。文化に灯は、絶やしてはならないと、よく言うではないか。まちづくり市民集会のコンセプトは「つなぐ」である。まちづくり市民集会がつなげられなったら、そもそも変ではないか。カタチは、状況に合わせて変ていかなければならないが、その趣旨や思いを活かす道を探ろうと、知恵を絞ることになった。

 まず、蜜を避ける、2メートル間隔を開ける、その他、いくつかの条件をクリアーする方法を考えた。人数だって、これまで170人が参加していたが、40人だっていいではないか。量ではなくて、バランス良い質を重視しようなどである。

 附属機関の委員会であるが、みんなんで、席を立って、机を動かしながら、最適の状況づくりを考えた。こうした委員会は、私の好みである。それぞれが知恵を出せば、より良くなっていく。当事者性が感じられる委員会となった。

 それなりの市民集会をやろうとなると、行政もある種の決断が必要である。関係機関との調整も必要である。これまでとは違うチェックもある。こうした作業は行政でなければできない。大いに知恵を絞ってもらいたい。協働である。

 考え方は、、
1.これまでの焼津の文化を断絶させずに、つないでいこう
2.安全、安心な集まりを徹底しよう
3.これまでの成功体験にとらわれず新しいスタイルを模索しよう

 まだまだ曲折があるだろうが、前向きで、建設的な議論は気持ちが良い。

 
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