大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

運転手さんと♪

2013-10-16 18:25:55 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 「野生生物レスキューセンター」から帰ります。

9月に行われた開設のセレモニーに参加したかったけれど

それはどう考えても無理な訳なのでして・・・

開設前に見せていただけたことをありがたいと思いました。

これで、用意されていたプログラムはすべて終わり

サンダカンともお別れです。

昼には、コタキナバル行きの飛行機に乗らなければなりません。

4WDは、スピードを上げて走ります。

帰り道、運転手さんは、リラックスしていて、とてもおしゃべりでした。

助手席に座っていたフミさんが、英語が堪能だということがわかったからもしれません。

自分の住んでいる村のこと・・・

ラマダンの断食のことなど・・・

私たちの質問にも答えてくれました。

運転手さんとの会話のきっかけは、車の窓から見えた

二次林、プランテーションに生息するホトトギス科の鳥「オオバンケン」でした。

運転手さんが鳥に詳しい人だったのか

マレーシアの人から見たら当たり前の知識なのかわかりませんが

 「オオバンケン」について教えてくれました。

藪の中で生活していて、草の間に巣を作るのでワニに卵を食べられてしまうことが多いそうです。

 帰り道でも、

プランテーションやパーム油に関係するものの写真をできるだけ撮りたいと思いました。

たくさんのアブラヤシの実を運んでいるトラックや

プランテーションの様子や

パーム油を運ぶタンクローリー車や

道路工事の様子など

撮るとみんなの参考になるかな?と考えられるものを撮りました。

それから、運転手さんから

日本のたこ焼きがマレーシアでも有名なことを聞きました。

運転手さんがあまりにも勧めるものだから

キョウコさんとコタキナバルのショッピングセンターで

たこ焼き屋さんを見つけて食べたことも付け加えておきます。


野生生物レスキューセンター♪

2013-10-15 20:03:08 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  『野生生物レスキューセンター』は、大規模なので予算確保や設計に時間がかかります。

しかし、ゾウがアブラヤシのプランテーションに入り込む数が増え、

捕獲して保護区に人間の手で戻すことが追い付かなくなりました。

そこで、とりあえずその場から移動させ、一時的に保護する施設が緊急に必要になりました。

それで、「レスキューセンター」第一期工事として

ゾウのパドックとレスキュー活動ができる施設が建設されました。

ゾウのパドックは、柵方式です。

柵方式は、地形なりに設置できる、工事に時間がかからない、柵の間から人間が逃げられる、風が通るなどの

利点があるそうです。

ゾウは、鼻を巻いて樹木を倒すので、鼻を巻くことができないように柵の外側にはトゲトゲがつけてあります。

保護したゾウのケアをするスタッフが生活できるように

スタッフコートも用意されていました。

井戸を掘って用水を確保します。

日差しが強いので、天幕で日陰を作ります。

耐久性のある布なので、雨にも太陽光にも負けないそうです。

様々な工夫がされていますが

今までにないタイプの施設なので

実際に使ってみて、悪いところ、不便なところは改良していくそうです。

センター全体を上から眺めようと、みんなで丘の上に上りました。

時計草、オジギソウなど、様々な植物も見られました。

ここでも、みんなで記念写真を撮りました。

『野生生物レスキューセンター』については、BCTジャパン通信6号を参考に書かせていただきました。


レスキューセンターです♪

2013-10-15 18:31:56 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 「野生生物レスキューセンター」に着きました。

大きなアブラヤシが見えますね。

センターは、アブラヤシのプランテーションの中にあります。

 「ボルネオへの恩返し」

野生生物レスキューセンターの話を私が初めて聞いたのは

2010年『COP10』開催の年でした。

そして、今年4月にレスキューセンターが完成したのです。

「野生生物レスキューセンター」は、ボルネオの生物多様性保全のため、

ボルネオゾウやオランウータンなどの野生生物の一時的保護、治療、野生復帰へのリハビリを行い、

将来的には環境教育や研究などのプラットホームとなることを目指しています。

マレーシア・サバ州(ボルネオ島北東部)では、森林伐採、アブラヤシ農園への大規模な転換により

野生生物の生息地の消失、分断化が起こっています。

ボルネオゾウは、アブラヤシ農園に入り込み大きな農業被害を起こすので

殺傷されるなど人間との衝突が起きています。

日本でも、クマが里に出没して大騒ぎになりますよね。

森林を人間が壊してきたことが原因なのに・・・と

ニュースで聞くたびに思います。

インドネシアのスマトラ島で、ボルネオゾウと同じ理由で

スマトラゾウが害獣として殺されている「毎日新聞」の記事を見せてもらいました。

野生生物と人間の関係が壊れてきています。

この問題の解決を早急に進めなればなりません。


レスキューセンターへ!!

2013-10-15 00:11:56 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  4WDは、でこぼこ道を進みました。

途中ぬかるんでいる所もありました。

ここを工事の車が、荷物を積んで行き来したのですね。

「野生生物レスキューセンター」が

完成を迎えるまでには、大変な苦労があったのだと確認しました。

完成が1年ずれ込んだことも聞きました。

どんな苦労があろうとも

ボルネオの野生生物を守るためにはやらなければならないことです。

「野生生物レスキューセンター」の周りは、すべてアブラヤシのプランテーションです。

たくさんの農民が、プランテーションで働いているのが見えました。

アブラヤシを育てるのには、たくさんの農薬を必要とします。

彼らの健康状態が気になりました。

アブラヤシの実を採るのも重労働です。

そのおかげで、私たちは口当たりのいいスナック菓子や手軽なカップラーメンを食べることができます。

 「野生生物レスキューセンター」は、サバ州野生生物生物局、旭山動物園、BCT、BCTJの共同プロジェクトですが

プランテーションの持ち主と村人の協力も必要でしょう。

そして、パーム油を使用している私たち日本人も無関心ではすまされません。


4WDに乗る♪

2013-10-14 18:53:34 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 ビリッ村の舟着き場では、村人が朝をゆっくり過ごしていました。

「Selamat pagi」が、

朝のあいさつです。

インドネシア語は、マレーシア語の一方言からできています。

だから、共通している言葉がたくさんあります。

簡単な言葉しか覚えていませんが

昨年のインドネシアでの経験を活かすことができました。

6日目のプログラムは、

9月に完成セレモニーを控えていた「野生生物レスキューセンター」訪問です。

レスキューセンターは、まだ整備されていない小高い丘の裾野にあります。

だから、四輪駆動の自動車で行きました。

私たちは、四台に分乗しました。

幸いなことに、ガイドのジェイソンさん、マイチケットのアラカワさんを含め

英語が話せる人が4人いたので助かりました。

運転手さんと会話ができるからです。

私は、キョウコさんとフミさんと3人で先頭のクルマに乗りました。

陸路に入ると

すぐにプランテーションが広がります。

数日前に見た景色です。

そうでした。

道路は、プランテーションのために整備されていたのでした。

レスキューセンターまでは、約1時間でした。


また来年♪

2013-10-14 10:33:57 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  楽しい「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」で過ごした時間はあっという間に過ぎました。

荷物を積み込み、次の場所に向かいます。

上流ではまたスコールがあったようで

キナバタンガン川の水量が増えていました。

この時は、前の席に座ることができませんでした。

熱帯雨林の朝は

朝靄が似合います。

この景色を見られるだけで幸せでした。

この景色とももうすぐさよならです。

熱帯雨林を楽しむのは、川沿いが一番だということを体感しました。

それに、昔は舟で川を進むしかなかったのですよね。

また来ます。

絶対に・・・。

楽しい充実した時間をありがとうございました。

 

3日前に、舟に乗ったのと同じ場所に着きました。

ここからまた、陸地を進みます。

Terima kasih banyak.
Disamping itu, saya datang.
Selamat tinggal.

お世話になりました。

どうもありがとう。

村の青年とお別れしました。


6日目の朝♪

2013-10-14 00:50:42 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 

  念願だった野生のオランウータンにも会えました。

BCTJのオランウータンの吊り橋も見ることができました。

ナイトクルーズも満喫しました。

ボルネオゾウにも会えました。

大大大満足の「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」の3日間でした。

ヤマダくんママが大好きで、一緒に来ていたタケダさん(私とは初対面)が

「『ジャングル・キャンプ』でのアクティビティは、本当に楽しかった。来年もぜひ来たい」と言ってくれました。

みんな、ここでの感動を「宿帳」に書きました。

 ヤマダくんママが、「セピロック・オランウータン・リハビリセンター」で買ったTシャツが

ものすごくかわいいので写真を撮りました。

誘った手前もあって

友達みんなが、この旅を堪能してくれていて

何より嬉しい私とれいなちゃん赤ちゃんでした。

「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」での最後の食事です。

 来年も来ます。

絶対に。。。

そう心に決めたれいなちゃん赤ちゃんでした。


楽しい夜です♪

2013-10-13 10:49:52 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 

 楽しい夕食の時間になりました。

日本から家族でやって来ている人たちがいました。

子どもの頃から、熱帯雨林を堪能できることを羨ましく思いました。

夕食は、バラエティに富んだメニューで

とてもおいしいです。

ヤモリがいました。

爬虫類にも親しくなった自分を嬉しいと思っています。

夕食後は、

昨晩のリベンジでナイトクルーズでした。

カワセミの仲間のコウハショウビンやマレーウオミミズクを見ることができました。

写真がブレブレです。

夜の写真は難しいです。

キョウコさんのアドバイスもあり

動画ではとても綺麗に撮ることができました。

gooブログでは残念ながら、それを載せることができません。

とにかく、ナイトクルーズの楽しさを堪能したことだけを記録しておきたいと思います。

Good Night♪


キャンプに棲むヒト♪

2013-10-12 23:10:00 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 幸運は、またやってきた。。。

帰り道、またまたオランウータンに会えたのだ!!!

今度は、メス♪♪♪

待ち望んでいた「キナバタンガン・ジャングル・キャンプ」の森に棲むヒトかもしれないと思った。

もうほとんど、「ジャングル・キャンプ」の舟着き場に近い場所だったから。。。

今夜の寝床をつくる場所を探しているのだろうか。

うまくネストにぴったりのいい場所が見つかるといいと願う。。。

もっと熱帯雨林が豊かなら

川岸の森で、オランウータンに会うことはないのだろう。

わざわざ川岸まで、出てくる必要がないからだ。

でも、そこにオランウータンが生きているのなら

会えるものなら会いたい・・・。

会えて嬉しい。。。

気持ちは、とても複雑だ・・・。

I was able to encounter a wild female orangutan.

Anyway, I was very happy.

村の若者は、リバークルーズの片づけと

夕食後予定されているナイトクルーズの準備で大忙しのようだった。

私たちとは別の舟だった友達は、

オスのオランウータンに会ったと言っていた。

私たちは、本当にラッキーだった♪


生物の宝庫♪

2013-10-12 19:06:24 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 BCTオランウータンのためのプロジェクト吊り橋見学の帰り道です。

「2013 ボルネオ・いのちをつなぐ森を訪ねる旅」の旅行記は

110回を超えました。

自分でも、何回続くかわからないのですが

続くと大変なのはブログトップのれいなちゃん赤ちゃんの写真です。

暇な時は、れいなちゃんの写真を撮ることができますが

興奮して動物の写真を撮っている時ほど少なくなり、

ブログの内容とれいなちゃんの写真が合わなくなるからです。

テングザルに夢中になっていたら

うわっ、目の前にヘビがいました。

寝ていました。

キナバタンガン本流にもどると

カササギサイチョウが、またていてくれました。

今度は、夫婦でいました。

鳥は、オスの方が美しいですよね。

次に見たワシも夫婦でいました。

サギは、一羽でいました。(笑)

サルです。

シルバーリーフモンキー、

別名ベッカムサルです。

トリミングしてみました。

かわいい顔をしています。

夕日も美しいです。

みんな、シャッターを押していました。

リナバタンガン川流域は、すべてがシャッターチャンスです。

必然的に、れいなちゃん赤ちゃんの写真は少なくなります。

この後、またまたいいことがありました。


オランウータンのための吊り橋♪

2013-10-12 10:43:47 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 これは、「多摩動物公園」の第一放飼場に作られた消防ホースを利用した吊り橋です。

ボルネオオランウータンの長老我が愛するジプシーおばあちゃんが

休んでいます。

熱帯雨林のジャングルは、

アブラヤシのプランテーションに次々変えられ減少しているだけではなく

保護区といえども貧弱になり

熱帯雨林に棲む動物たちにとって棲みにくい森になっています。

特に、オランウータンは大型類人猿・・・

単独生活者・・・

水が怖いと致命的(孤立する理由がそろっていて・・・)で

森の貧弱化・分断化による絶滅の危機は止められません。

移動できないと

オランウータンは、パートナーを探すことができません。

キナバタンガン川支流で、地元NGOがオランウータン用のロープをかけてきました。

しかし、成果があがりませんでした。

日本の動物園で、

消防ホースの遊具を見た現地の研究者から技術協力の依頼がありました。

消防ホースは、軽量・丈夫・高温高湿に強い・加工しやすい・リサイクル・撤去しやすいと

いいことだらけです。

自然の中に人工物を作ることに反対がありましたが

分断化を防ぐ方が先決でした。

そして、多摩動物公園・市川動植物園の協力を得て

第1号橋が

2008年4月キナバタンガン川支流メナンゴール川に設置されました。

設置したばかりの頃は、

カニクイザルやテングザル、ブタオザルばかりが利用していると

心配しましたが、

2010年6月、1号橋を渡るオランウータンが確認されました。

オランウータンの吊り橋は、

さらに、いくつもの動物園の協力と三井物産環境基金などの助成を受け

2・3・4・5号橋と1年に一つずつかけられ

今年9月に、6号橋がかけられました。

1号橋は、人間でも渡れるようなりっぱな形をしていますが

もっとシンプルなものでもオランウータンが渡るということで

今はさらに改良されています。

この後、2号橋のかかるキナバタンガン川の別の支流、ルサン川に向かいましたが

私たちの舟では、行けない(舟の大きさが川の深さに合わなかったらしいです・・・)ことがわかったのと

日が暮れてしまうということで引き返すことになりました。

こちら、またまたジプシーおばあちゃんです。

ジプシーおばあちゃん、楽しそうに渡っています。

野生のオランウータンたちも、

パートナーを探しに、食糧を探しに

吊り橋を渡って欲しいと思います。


支流に入ります♪

2013-10-12 08:19:36 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 オランウータンに興奮した私たちですが、気持ちを落ち着かせて

今回最大の目的であるBCT・BCTJのオランウータンの吊り橋活動地へ

さらに向かいます。

 オランウータンのための吊り橋は、

キナバタンガン川のいくつもの支流にかかっています。

ここは、支流にある「スカウ リバー ロッジ」です。

大洪水があった時から、使われていないそうです。

吊り橋は、分断された森をつなぎ

水を嫌うオランウータンが森を行き来できるように設置されました。

しかし、すぐ渡ったのは

カニクイザルやブタオザルでした。

(最近、オランウータンが渡ったことが確認されました)

支流では、

本流よりもさらに、たくさんの動物たちを見ることができました。

テングザルです。

今回の旅は、陸地側から回ったのでなかなか会うことができなかったテングザルです。

テングザルという名前の通り

垂れ下がった大きな鼻が特徴ですが

メスや子どもの鼻はそれほど大きくなく先がとがっています。

テングザルは、昼間はあまり動き回らず

休息していることが多いです。

日が暮れ始める頃、見通しの良い大きな高い木に集まります。

そして、その場所をねぐらにします。

おかげで、夕暮れのリバーグルーズがとても楽しいものになるのですね。

群れで暮らすのも

見つけやすい条件の一つです。

ブタオザルです。

テングザルもブタオザルも、子どもはとてもかわいいです。

ブタオザルも、名前の通りで

しっぽがブタのようだから付きました。

10~20の群れに数頭のボスがいるそうです。

ホテイアオイが咲いていました。

髪型がサッカー選手のベッカムに似ているので

ベッカムザルとも呼ばれている「シルバーリーフモンキー」にも会うことができました。

前日のスコールのおかげか

この日は、とても充実したリバークルーズを堪能することができました。

さあいよいよ

次は吊り橋です。


会えた♪野生のオランウータン♪

2013-10-10 21:42:09 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 さらに、舟を進めました。

オランウータンがネストを作ることができる豊かな熱帯雨林を守っていきたいです。

カニクイザルでしょうか。

木の上にサルの姿がありました。

その時、「オランウータンがいる!!」と教えてもらいました。

もうどこ?どこ?どこ?・・・です。

茶色い姿が見えました。

嬉しすぎると放心状態になるんだなと思いました。

フランジがあるので

大人のオスです。

木の実を食べていました。

気持ちが落ち着くと・・・

今度は、うまく写真が撮りたくて・・・

撮りたくて・・・

焦点が合わせられない自分の写真の腕にイライラしました。

こういう時のためだけに、

大砲みたいなレンズのカメラを買うわけいかないしなぁ~。

使いこなす腕もないしなぁ~。

けっこう長い時間、オランウータンは私たちに姿を見せてくれていました。

会いに来てくれてありがとう♪

本当にありがとう♪


迫る!!プランテーション!!

2013-10-09 21:06:07 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

  ボルネオゾウと別れて、BCTオランウータンつり橋活動地に向かいます。

舟を進めているうちに、景色の変化に気付きました。

キナバタンガン川の片方の岸に、アブラヤシのプランテーションが見えたのです。

道路を走っている時に、いつまでも続くプランテーションにびっくりしましたが

川のそばまでそれは、迫っていました。

川から20メートルの範囲は、プランテーションは作ってはいけないと法律で

決まっているそうですが、守られていないことがわかります。

そもそも20メートルにも根拠はないわけで、

オランウータンやボルネオゾウが行き来するためには

数キロメートルは必要だと思います。

ボルネオゾウやオランウータンがプランテーションに現れ

農業被害をおよぼし、殺されていると聞きます。

ゾウやオランウータンたちにしてみれば

そこは、昔から自分たちの棲みかだったわけで

人間が勝手に開発しているせいなのにと思います。

日本にいると、つい目先の便利な生活に

ボルネオに棲む動物たちのことを忘れがちです。

が、こうして、オランウータンたちの故郷に立ってみると

本当に動物たちに申し訳ないと思うのでした。

でも、残されている自然の中で動物たちが

懸命に生きている姿を見ることができました。

「シロハラウミワシ」の夫婦だと思います。

川沿いの見晴らしの良い木を止まり木するそうです。

凛と立つ姿を美しいと思いました。

昆虫の数も多いけど

鳥もたくさん生息することを知りました。


ボルネオゾウです♪

2013-10-07 21:32:02 | ボルネオ・いのちをつなぐ旅2013

 ダイサギの飛ぶ姿をカメラに収めようと・・・

私たちに収めさせようと・・・

村の青年たちは、舟を操作してくれました。

サギが飛ぶのをやめたので

舟を進めました。

その時・・・

「ゾウがいる!!

ボルネオゾウだ!!」と声が上がりました♪

遠くに、ゾウが3頭見えました。

ボルネオゾウです。

オランウータンと同じくらい会いたかったボルネオゾウです。

ボルネオゾウ(ボルネオピグミーエレファント)は、ボルネオ東北部だけに1500頭が生息していると

言われています。

生息地の減少、分断化により

ボルネオゾウの棲みかがなくなっています。

そして、オランウータンと同様にBCT、BCTJでは「ボルネオへの恩返し」として

レスキューセンターを作り保護を開始しました。

子どものゾウのようです。

ゾウは、群れで移動するので

遊びに夢中になってはぐれたと思われます。

でも、3頭の小ゾウさんたちは

楽しそうに水遊びをしていました。

ゾウたちは、何度か地面に上がろうと試みました。

私たちも応援しましたが

上がることはできませんでした。

3頭は、諦めたようで

また遊び始めました。

きっと群れのリーダーが迎えに来てくれることでしょう。

ゾウたちは、このまま遊びを続けるようなので

先を急ぐことにしました。

BCT、BCTJのミッションの対象である「ボルネオゾウ」に会えて

希少な「ボルネオゾウ」に会えて感動しました。