
『オランウータンと熱帯雨林の会』の定例会に
行ってきました。
毎月1日に行うことになったそうです。
2回目で、建築家・淵辺懿さんのお話でした。

淵辺懿さんは、「多摩動物公園」で
ジプシーさんとその家族をスケッチしてきました。


じっとスケッチのモデルになってくれたそうです。
ジプシーさんのブッタのような表情は、
様々な苦労の末に悟りを開いたせいではないのか・・・
と、思ったそうです。
娘のジュリーの他を避けるような行動にも
訳があるのではないか・・・
と、感じたそうです。

可愛がられていたと考えられるジプシーさんも、
ジプシーさん本来の思いとは違ったものだったかもしれない・・・。
もしかしたら、人よりも賢いと思われるジプシーさん。。。
突然、動物園という狭い場所に閉じ込められたその時の気持ち。
野生では、まだ成熟に至らない年齢での出産。
ジュリーさんにしても、まだ甘えたい時期に
妹の誕生…。
淵辺さんは、
「オランウータン友の会」での鈴木先生のお話
(野生のオランウータンの生態など…)から
動物園の子たちのことが理解できるようになったと
おっしゃってました。
私も、『わんぱくっ子とおかあさん』の本で
若い頃のジプシーさんを知っていましたし
たくさんの方たちの話を聞いてきましたから、
淵辺さんのおっしゃることは、十分納得でした。

私も、ただかわいぃ~♪だけでなく
いろんなことが感じられるようになりたいと思いました。

いじわるジュリーさんは、
性格の悪いおばさんではなく、
赤ちゃんの頃のトラウマを引きずった人付き合いの下手な
不器用なおばちゃんだったのです。
理解できてなくて、ごめんねぇ~!!

でも、最近そのジュリーさんも明るくなってきています。
私は、天真爛漫なキキちゃんの影響が大だと思っているのですが・・・。


↓の子たちの持ち主がいらして、ぬいぐるみの話でも盛り上がってしまいました。
この子たちは、「オランウータン友の会」のイベントで
子ども達の相手をしているそうです。

家に、10人いるそうです。
れいなちゃんずの仲間は、一人連れて帰ったら、
どんどん増えちゃうんだよね♪
