「SAGA11」は、多摩動物公園の黒鳥さんの講演からでした。
『動物園が取り組むオランウータンの域内保全』です。
これまで、生息内での研究を動物園で生かしてきましたが、
今後、動物園で培ってきたことを
現地の保全に生かしてく試みが始まったという話です。
私には、難しいことはわかりませんけど
オランウータンを愛する一人として、
何かが伝えられるといいなぁ~と思って
いつも、ブログを書いています。
でも私は、ただのミーハーなおばちゃんですから
ジプシーさん、モリーさん達のことが知りたい知りたい・・・
オランウータン情報だけで、ごきげん気分で会場に座っているわけです。
この三人、誰かわかりますか?
右から、モリーさん、ジプシーさん、キューさん・・・
だそうです。
ジプシーさんもモリーさんも、野生生まれですから
本当の誕生日は、わかりません。
それで、新年を迎えると一つ年を取ります。
二人の人生は、日本のオランウータンの歴史そのものです。
オランウータンの保全活動にも、生かされているに違いありません。
ボルネオ、キバタンガン川支流で、孤立したオランウータンを救うために
消防ホースを使った橋がかけられました。
でも、まだオランウータンは渡っていないそうです。
多摩動物公園のオランウータン第一放飼場にも、
同じ形のつり橋がかけられました。
最近、チャッピー、ポピー、ミンピーの親子が
恐る恐る渡り始めたそうです。
現地のオランウータンも、いつか渡ってくれると
いいなぁ~と思っています。