ボルネオ島は、世界で三番目に大きい島です。
アジア最大の熱帯雨林でもあります。
そこに、223種の哺乳類と358種の鳥類、昆虫は知られていないものまでいるというほどの
多種多様の生物が棲んでいます。
その熱帯雨林の伐採が、大きな問題になっています。
それは、パームオイルを採るためにアブラヤシプランテーションに変えられているからです。
熱帯雨林が消滅すると、温暖化はますます加速し
生態系も狂い始めます。
FNPFのメンバーと村人は、プランテーションと残された森の土地を少しずつ手に入れようと
活動しています。
村二日目の午前中は、プランテーション見学でした。
森林を進んでいきます。
平らな道は歩きやすいのですが、ところどころぬかるんでいました。
カメラで景色を撮りながら、歩いていたら泥にはまってしまいました。
長靴で良かったと思って撮った写真です。
農家の方の作業小屋もありました。
この地域の人は、「アグロフォレストリー」と言って
樹木を植え、樹木の間で家畜を飼ったり、農産物を栽培したりする取り組みもしているそうです。
樹木は、もともとその土地にあったものを植えないといけません。
日本では、外来生物が増えてしまい
生態系が崩れている地域が増えて問題になっています。
ボルネオでは、外来種は問題になっていないのか気になりました。
そうでした、そうでした・・・。
一番問題になっているパームヤシは、外来種でした。
ボルネオでも、外来種は大問題です。
ゴムの木が植えられていました。
ゴムの木の皮は、甘いので
オランウータンが、大好きなのだと教えてもらいました。
これらの木がたくさん育って、深い森になってくれることを祈らずにはいられません。
彼(アドゥ)が指差しているこの木の実は、口内炎に効くそうです。
食べてみました。
味は、う~ん・・・。
まずくはないって感じかな?
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