土佐のくじら

土佐の高知から、日本と世界の歴史と未来を語ろう。

人種差別国家VS人種差別撤廃国家との戦い (第2次世界対戦の真実)

2013-06-17 17:31:34 | 誇るべき日本の歴史

土佐のくじらです。
太平洋戦争=大東亜戦争は、日本にとって暗国史観のように言われます。

しかしそれは、世界に残る史実からの検証ですね。
しかし果たして、実況見分ができているでしょうか?
裁判では、証言も大事ですが、それを裏付けるだけの、証拠も必要ですよね。

日本は侵略国ではありません。
アジアの人々に迷惑もかけておりません。

日本軍はインドネシア(当時のオランダ領東インド)にて、
それまで非戦領民であった地元住民による、自国軍を創設しております。
これは当時の日本が、侵略国家でなかった明らかな証拠です。

侵略的理念なら、反乱の恐れのある自国軍の創設など、絶対に絶対にしないです。
新設のインドネシア軍が、防衛の力を持ちえるまでの統治しか、日本が考えていなかった絶対的な証拠なのです。

ABCD包囲網下の日本は、インドネシアの石油資源が、欲しくて欲しくて仕方なかったでしょう。
しかし、インドネシア住民の自由や富を、日本は奪うつもりは全くなかったのです。

インドネシア軍創設の事実は、インドネシアを国家として育て、国通しのお付き合い状態に導きたいと、
日本が考えていたとしか思えないじゃないですか?
他に、どう説明すれば、この事実のつじつまが合いますか?

オランダは、インドネシア住民の富と自由を長年奪い、搾取し続けていました。
侵略者がどちらかは、はっきりしております。それは連合国側なのです。

当時の日本は事実上、全世界と戦っておりました。
アメリカは、日本とだけ戦いました。

だから負けたのです。
アメリカ単独ならば、短期決戦に持ち込め、恐らく勝利しておりました。
開戦時は日本の方が、軍事力は上でした。

よく先の大戦は、民主主義国家vs全体主義国家との世界大戦であった。
世界から「この戦いで全体主義国家を撲滅した、正義の戦いに、連合国は勝利した。」とも言われます。

しかしそれは、見方が甘いと思います。
そして勝った方が、ええ格好し過ぎです。

戦後も、ソビエト連邦や中国など、かつての連合国(今の国連常任理事国)から、超全体主義国家が生き残りました。
連合国側とて、民主主義国とは言えなかった訳です。
アメリカと言えども、国家から民主主義的な扱いを受けていたのは、白人のみです。
当時の彼らの民主主義は、白人だけの民主主義なのです。

ではどういう位置づけに、先の大戦を言い表せば良いのでしょうか?

それは、「人種差別国家(全世界)と、人種差別撤廃国家(日本)との闘いであった。」ということです。

こうであれば、歴史の全てのつじつまが合うのです。

日本は、ドイツやイタリアなどファシズム国家と同盟を結ぶましたが、これが間違いなのです。
彼らとは連携して戦闘したことは、一度もありません。

日独伊三国同盟は、敵の敵は味方・・・程度の連携だったはずです。
その証拠に日本は、ナチスドイツの民族差別には組みせず、ユダヤ人を亡命させています。
しかも敵国アメリカにです。
ここの部分で、日本は一本筋が、ビシーッと通っているのです。

どうせなら日本は、単独で全世界と戦うべきでした。
実質上はそうなのですから・・・。
ドイツ・イタリアは、はっきり言って、足手まといでした。

力及ばず、負けはしましたけど、その理念、戦いぶりは見事であった。
その理念は、その後の歴史に大きな影響を与えた。
これは事実です。

200年以上続いた植民地時代を終わらせ、世界に、「人種差別はいけないことだ。」という共通認識を、完全定着させました。
これは、日本の戦いなくしては、歴史に存在しないことです。

ですから日本人は、大きな顔しても良いのです。

日本が、引き際が悪かったのは確かです。
それは国防戦だったからです。

侵略戦争なら、ヤバくなれば撤退し、交渉すれば良いのです。
国防戦ですから、引き際は難しかったでしょう。
そのため引き際を見誤った結果、負けた時の被害は、甚大なものになったでしょう。

しかしその誇り、その輝きだけは、決して失ってはならないのです。