土佐のくじらです。
2回続けて国境線ネタでしたので、読んでくださった方は、つまらなかったかも知れませんね。(笑)
私は地図を見るのが大好きで、何時間眺め続けても飽きないのです。
現代の地図は、様々な国家があります。
約200カ国あるそうですね。
しかし第2次世界大戦時の国家の数というのは、わずか30カ国ほどでしかないのですね。
その内、黄色人種の独立国というのは、日本と中華民国、満州国とタイ王国ぐらいでした。
世界の国々の大部分は、白人系国家によって占領され、植民地となっていたのです。
当時の地図は、今とは随分と違う様相でした。
まさに全世界が、白人系の人々による支配傘下に収まる直前でした。
侵略的な思考というのは、肉食獣的な発想と行動を伴います。
当時の植民地獲得競争の覇者、白人系社会は正に、肉食獣の王者ライオンの群れと言えます。
餌を取るためのテリトリー拡大のための動きからして、「白ライオン」の群れとたとえるのが正しいと思います。
一方私の見解では、当時の日本は、国防軍的思考の国家です。
国境線を厳密に守る国民性もあり、そういう意味で日本は、草食獣の王者「象」のような国家だったと思います。
当時の勢力図から言って、99頭の白ライオンと、一頭の金象との戦いが、第2次世界大戦の姿でしょう。
もちろん、狡猾なハイエナ(ナチスドイツ)や、陽気なジャッカル(イタリア)も金象の仲間でしたが、
彼らは、自分たちの周囲の縄張り争いに終始していたようです。
本来仲間であったはずの、パンダ(中華民国)は、白ライオンにいいようにあしらわれていました。
金象には、浮気性の豹(朝鮮)や、老いたサイ(満州=旧清国)が仲間でした。
以前に、老いたサイから養子入りした子サイ(台湾)は、とても筋の良い子でしたが、まだ乳飲み子から脱したばかりでした。
そういう状況下に、第2次世界大戦の世界はあったのです。
金象は果敢に戦いましたが、飢えと疲労(石油不足と長期戦)に苦しみ、結果は負けてしまいました。
肉食獣はとても狡猾で、正々堂々と戦う金象を、じわじわと効果的に弱らせていったのです。
先の大戦が、世界からの石油の輸入禁止にあると私が言っても、
「あんな無謀な戦いをするくらいなら、世界に屈服すれば良かったじゃないか!」とおっしゃる方もいるでしょう。
しかしそうなれば、日本人は白人の侵略社会から、二度と逃れることはできなくなるのです。
屈服すれば日本人ということだけで差別され、搾取される未来が待ち受けていました。
そのときは、そういう時代でした。
いや、現代を生きる日本の方々に申し上げます。
これは、過去の昔話ではありません。
中華人民共和国というのは建国以来、周辺諸国周辺諸国を侵略し続けています。
満州、内モンゴル、ウイグル、チベット・・・
1949年の建国以来1980年まで、その活動をやめませんでした。
貧国でありながら、核兵器や大陸間弾道弾を製造し続けました。
彼の国は完全な、侵略国家的な遺伝子を持つ国なのです。
そして彼らは、漢民族でない・・・という理由だけで、侵略した土地の人々を差別し、搾取する対象とし続けているのです。
彼の国がもし、尖閣を占拠し、沖縄や台湾を併合すれば、日本の石油輸入ルートは中国が握るようになります。
戦前と同じ状況が、日本人に訪れるようになります。
歴史的に、草食獣の王者は日本です。
日本は警戒と準備を怠らず、なおかつ毅然とするべきです。
そして、やるべき手立てを、やるべきときに打つべきです。
平和ボケや、過度の恐怖は侵略者の思う壺です。
平和ボケしていたり、恐れて逃げ惑う草食獣の群れほど、肉食獣にとってねらいやすいものはないからです。
彼ら(肉食獣=侵略者)は、自分たちより強い相手は狙いません。
相手が強ければ、弱くしてから狙います。
かつての侵略者たちが、強い日本を、ABCD包囲網で弱くさせたように。
彼らの野望を諦めさせるのは、彼らより強くあることです。
そして彼らのかく乱(自虐史観や日本侵略国家説等々)に、惑わされないことです。
日本人には、国防以外の興味はありません。
それは歴史を精査すればそうなります。
日本人には国防と、それに伴う安全しか興味はありませんが、
しかし時には、肉食獣(侵略者的思考)にも学び、戦略的に国防できるよう、大きく脱皮するのも一考ではないかとも思います。
国防においては、負けは許されないのですから。
繰り返しますが、絶対に負けは許されないのです。
土佐のくじらです。
国境線に関する話題をもう一つ。
世界地図を見ると、各国のを仕切る国境線が書いてあります。
それは大抵のところでは、山地の峰伝いや、大河がそれを兼ねているところが多いと思います。
それは、軍事境界線であり、同時にそこに暮らす人々の生活圏でもあります。
ですから国境線は通常だと、まっすぐにはなりませんね。
しかしアフリカ大陸の国々の国境線では、まっすぐなものが多いです。
またアメリカ合衆国とカナダとの国境線や、アメリカやオーストラリアの州境線は、ほぼまっすぐな形をしています。
これらはなぜかと申しますと、あらかじめ地図を広げて、サァーーーーーと、大雑把に引いたものなのですね。
これらを引いた者は、ここに最近入植した人ですね。
大きな地図を見る知識があるますからね。
そう、このまっすぐな国境線を引いた人たちこそ、これらの地域を植民地化した侵略者たちなのです。
まっすぐに引いた国境線は、現場ではほとんど無意味です。
なぜなら、当然その間には高い山があり、大きな川もあるからです。
これらは人の行き来をかなり妨げますので、山や川を越えて生活することはないからです。
ということは、まっすぐに引かれた国境線が意味するものは何かと申しますと、
「そんなものは、事実上無意味だ。」ということなのです。
つまり、占領地の大まかな線引きというのは、あらかじめにとりあえず決める、適当な振り分け程度のものであって、
実際には、その時々の軍事境界線が、我々の取り分だ・・・ということです。
現地地理の緻密な調査すら、費用がもったいないとも取れますしね。
つまり、初めからビジネス的な侵略的経済を前提としていない限り、まっすぐな国境線というものは引けないのです。
国境を定めることを、その中における自国の自由と安全の国際的担保・・・と、日本人なら自然と思い描いてしまうのですね。
それは江戸時代初期から続く、日本特有の国境概念です。
ですから、大韓帝国独立の際にも、満州国創立の際にも、緻密な生活圏に根ざした国境線を引いております。
ここには、国境内の自由と安全の担保の思想、国内の充実の思想はあっても、侵略の思想は出てこないのですね。
そして、そういう国境概念を持つ日本人は、国境からは出ないのです。
自由と安全が担保されませんし、国境から出る=悪となるからです。
つまり、ここが日本侵略国家説が間違っている大きな証拠です。
日本人は元々、侵略を発想しないのです。
昔の古い侵略的な世界世論=白人社会の当たり前とは、日本人の概念がかけ離れていたのですね。
ともあれ、この白人系侵略者たちが、全世界に勝手に引いた国境線が、いまだに禍根を残しております。
それはアフリカ大陸諸国で今も続く、部族間構想の火種になっているからです。
まっすぐな国境線だと、現場レベルでは生活圏を無視したものとなります。
生活圏を無視した国境による国家設立は、仲の悪い部族通しの国家ができたり、各国で少数部族が多数排出されることになりますね。
大抵、隣通しの国や部族というものは、世界どこに行っても仲の悪いものです。
となると、国内で内乱の火種を、アフリカ諸国は最初から持たされた結果になっているのですね。
かつての植民地時代に、侵略者である白人が勝手に引いた国境線は、
今もアフリカ諸国民に、多大なる不幸の影を引きずらせているのです。
これが、本当の侵略の歴史の禍根というものです。
彼らはこの歴史的事実をきちんと認識し、反省してアジア・アフリカ諸国民に詫びるべきです。