軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

アートの空間(続き)~イタリア野菜は今

2010-04-13 23:45:20 | Weblog
北極振動とか言うらしく、北極からの寒気がこの時季になっても締まりなく日本に流れ込み全国的に極端な寒暖を繰り返している。

自然界の営みなので受け容れるしかないのであるが、自分もその一人だが農の関係者はこの天候におおいに翻弄されていることであろう。

農園の周辺の畑の全ては、したがって昨年畑仕舞をした状態のままで未だ手が入っていない。
ここのところ軽井沢地域の天気予報は霜どころか降雪の予報も出ているくらいだから、さぞかしウズウズしていることだろう。

まあ~、そんな異常天候の中であっても我が農園では異常天候を想定して抵抗力をつけるため幼少期に寒締めに遭いながら育ったイタリア野菜の苗達ちがすくすくと育っている。~

暖房など一切無い、外気温と1度しか違わないハウスの中だ。
ちなみにこの時季最低気温はプラスになることはめったにない。

前回の写真とは別の角度から撮ったのであるが、また少し成長したようだ。

今日の夕方注文のあった「シェ草間」に赤チコリを含むサラダ野菜を届けた。
そのサラダ野菜の中にこの写真の中のいくつかを入れた。

まだヤングの段階だが「大分種類が多くなってきましたね」とシェフ。

これからこれらの野菜達はますますミケランジェロのダビデ像のように美しくかつ筋骨逞しく育ってくれると確信している。