軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

レストランへ届けたサラダ野菜は・・・こんな感じ

2010-04-29 20:50:59 | Weblog
今日の軽井沢は昼前から晴れ上がり、しかし少しひんやりとした風がときより突風となりハウス内を駆け抜けていく。

そのたびにハウス全体がガタガタ揺れ動く。

露地に植えたレッドロメイン、リシオリーナ、BARBA(顎ヒゲ)などが強い風に煽られて前後左右に激しく揺れ動いていた。

まだ定植前で強い陽ざしを浴びているパルマフェンネル、ロロロッサ、フレンチミックス、芽キャベツなどの苗達も同様だ。

幼苗段階で強い風にあてることはその後の成長過程で病害虫に強い野菜に育つことが信州大学の実験で判明したことについてかつて長野県の新聞で報じられていた。

この実験をまつまでもなく私はとっくに自分なりにそのように考えていた。

人間と同じで免疫力の高さは罹病率に大きく影響を与える。
免疫力を高める簡単な方法の一つは可能な限り雨、風など自然に身を晒すこと、つまり野生に還ることだ。

魔法ビンのような共同住宅と隙間風ピュ-ピューの木造住宅とでどちらの住宅で育った子がより風邪を引きやすいか。答えは明らかだ。

雨、風そして寒締めにされて育った苗達は、今立派に成長し連休中は連日レストランに届けられる。

そのレストランは「シェ草間」。
今日届けた写真の野菜はほとんどがイタリア系。

その名はマラビラ、バルバ、リシオリーナ、ジェンテリナ、ロマーナ、イタリアンミックスそして赤軸サラダホウレンソウなど。

手提げバスケットに10数個入れたらモリモリとなってしまった。写真には全部は入らない。
もっと大きめのバスケットでなければこりゃ~駄目だぁ~(笑)。

届けた際、店のIさんから「明日は、ルッコラセルバチカもお願いします。いつもの倍で」と。

店の前はすぐに駐車場。品良く整備された駐車場にはお客さんの高級車がずらり。
さぁ~明日も頑張るぞぉ~と。