軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

種まきから半年~赤軸サラダホウレンソウ

2010-04-16 17:36:47 | Weblog
随分長いことかかってここまで成長してくれた。

人気の赤軸サラダホウレンソウだ。

播種したのは、昨年の10月の末。
したがっておよそ半年かかったわけだ。

11月芽を出したが、その頃の農園の外気温はもう氷点下にもなってしまう時期でもあるので成長はストップしてしまう。

3月になって少し寒さがやわらぎかけた頃に成長開始、しかしご存知の異常天候なので一気に成長とはいかずゆっくりゆっくりの歩みだった。それでいいのだ。

農園のすべての野菜は完全な有機栽培、そして時間をたっぷりとかけて育てられる。
その時間の流れの中には気温はときには氷点下10以下にもなるという条件も加わる。

その結果サラダ野菜などは肉厚、色艶、香、保鮮性などにおいて卓抜したものに育つ。
これらの要件のひとつにでも欠陥があるとしたら、その野菜は?

見分けの手っ取り早い方法は保鮮性かもしれない。これは絶対にごまかしがきかないものなので試しに2~3日ほったらかして置くといい。その結果は一目で瞭然だ。

このサラダホウレンソウは限定なので「シェ草間」さんほかお得意様限りである。

昨日はラバネロ(ラデッシュ)2種を播種した。
次のサラダホウレンソウ、そしてラーパの播種の準備も今日やった。

今朝から小雪が舞い、一旦やんだが夕方からまた雪が降り始めた。
外気温はすでに氷点下。雪は明日の朝まで本降りの模様だ。

生育中のサラダホウレンソウはいよいよ鍛えられ更に肉厚になる。